[小話]新衣装チヨノオーは朝日杯と秋天向け性能なのかもしれない
実装前にこんなの書いていいのかは知らん
固有の加速を0.4m/s^2, 基準持続時間(=1000mでの持続時間)は5秒または6秒であると仮定する。
終盤開始はコース形状に関わらずコース全体の2/3を進んだ地点にある。つまり、残り650mが終盤開始地点になるのはその3倍の値、1950mである。ここならば最速発動になる。
サクラチヨノオー号の勝ち鞍は朝日杯3歳ステークス(中山1600)と日本ダービーであるが、2400mの終盤は800mなのでまず論外として、1600mでは加速が届くかを考える。
・1600mの終盤開始位置は1066m=残り533m
・中盤速度はスピードの値に関わらずおおよそ20m/s前後
→117m進むとして、6秒弱要する
・基準持続時間5秒の時、1600mにおける実持続時間
→8秒
・基準持続時間6秒の時、1600mにおける実持続時間
→9.6秒
つまり、この固有の基準持続時間が5秒なら2秒、6秒なら3.6秒程度は最速発動の加速と同様の効果が見込めることが分かる。0.4加速が2秒というのは、つまり川崎2100mの迫る影と同じような効果が見込めるということである(？)
そもそも、現朝日杯FSの阪神1600は何を隠そう下校発動追込クリオグリが猛威を振るった場所の一つである。そして、下り坂の開始位置は850m、つまり残り650mなのである。それに、ニシノフラワーや嫁ファインといった競合が存在する。
中山1600は最終コーナー17m後に終盤開始なので、フラワーは競合しないものの、むしろマルゼンスキーがかなり強い。こちらも厳しい闘いを強いられる。
一般的に強そうな中距離では少し遅延して加速が発動する。中でも食い下がり/勝利への執念が接続する可能性がある天皇賞秋は、史実戦績では全く関わりがないにもかかわらず二年連覇が求められるため、おそらくはここが主戦場となるだろう。
しかしながら、天皇賞秋は中距離でありながら最終コーナーより後に終盤が開始する。通常マヤノトップガンがクリオグリになったり、勝利への執念とアンスキと逃亡者を決めたスズカがかっとんで行ったり、マルゼンスキーが先行で出てきたりする。
継承固有として有効だった場合に強いのは唯一の1800mG1ことチャンピオンズカップであるが、ここも赤マルが競り合わずに、かつ効果時間を全く無駄にせずに0.2加速をくれるのでサブ加速になる。2000mでも同様にそこそこの強さはあるので、テイオーやジョーダンのサブ加速に積むには適していないこともない。
とりあえず言いたいこととしては、4~7位の気炎万丈が覚醒スキルに入っていることまで含め、逃げ環境だった皐月賞チャンミの前に出せばよかったのではないか。勝ち鞍ダービーや、ジャパンカップでマルゼンスキーを倒すという個別シナリオ内の良コンテンツで活かせる性能でもないのが気になる。いや残り800m発動だとダービーJC有馬全部かなり楽になりそうだけれども。
体力削って速度上げるだけの通常衣装とやってることが変わらないアルダン含め、CBやルビーの性能をデザインした人と別物だろってくらい性能が普通で非常に残念。