バリカンの種類:替刃式と可変式とミニバリカンとか色々あるけどどーすりゃいいのさって話。
先日、久しぶりに新しいバリカンを手にして、バリカン熱が再燃しております。
なので、今日はバリカンの種類についてまとめてみようと思います。
その前にカテゴリーを3つに分けてみます。
◎替刃式
◎ダイヤル可変式
◎ミニクリッパー(ミニトリマー)
に分けて考えてみましょう。
それぞれメリットとデメリットが存在します。
①替刃式
メリット:安定した刈り高さ・替刃が多種あるため長さの選択肢が多い・替刃自体に力がある・比較的壊れにくい・一気に広い面を刈る際に向く・メーカーによっては互換性がある
デメリット:機種の乗りかえ時にコストがかかる・替刃を取り換える際に両手を使用するため、犬から手を離す必要がある・替刃の数が増えると管理が大変・本体が比較的大型になる
②ダイヤル可変式
メリット:ひとつの替刃で大体0.5㎜~2㎜くらいの3~5段階程度で微調節が可能・替刃を変える必要がない・刃のピッチ(隙間)が狭いものが多い・比較的コンパクトになるため、取り回しがしやすい
デメリット:替刃が傷みやすい・替刃式に比べると力は弱い・刈り高さをスライドして変えるため噛み合わせが失われやすい・替刃自体が高い・メンテナンスを怠ると本体への影響が大きい
このようにひとつの替刃で長さが何段階かに変更可能なものが
ダイヤル可変式という位置づけです。
③ミニクリッパー
メリット:小型で刃のピッチ(隙間)も狭いため、足回りや耳など細かい箇所に使用しやすい・小回りが利く、つんつるてんの長さにする際に安全性が高い
デメリット:汚れた部位に使用することが多く替刃が傷みやすい・力はこの中でいちばん弱い・広い面には向かない
ミニクリッパー(ミニバリカン)くらいは備品としてではなく、できれば1人2台自分で買って管理してほしい。(その理由は後半に)
ざっくりですが、こんなところでしょうか。他にもいろいろ話し出したらキリがないのですが、、皆さんはどういったバリカンをお持ちでしょうか。
安全にクリッピングをすること=バリカンを長持ちさせること
これは実際にたくさんのバリカンを購入してきた私にとっての事実であり、連動することだと個人的には思います。
そのために大切なことは、上記のようなバリカンを「適材適所で使い分け」することだと考えています。
もちろん、本体自体の使い分けも大切ですが
刈る毛の状況によって同じ長さの替刃のみを使い分けることも時には必要と考えます。
ではここからはその"使い分け"について、刈る対象ごとにまとめてみようと思います。
A,毛量が多い・汚れている・広い面の場合
例:シャンプー前のボディ粗刈り、毛玉やもつれの丸刈り、コッカースパニエルや大型犬、整形外科等の広範囲の術前の毛刈り 等
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