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前川孝雄の上司力®実践ケーススタディ

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こんなときどうすればいい?。人を育て活かす「上司力」提唱の第一人者であるFeelWorks代表取締役の前川孝雄が、悩める管理職の皆さん向けに、ありがちなケースごとに二択クイズを出…
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2024年6月の記事一覧

Q35部下が重要なことを自分に報告していなかったために、同行したお客様先で叱責を受け赤っ恥。どう注意する?

Q35 部下が重要なことを自分に報告していなかったために、同行したお客様先で叱責を受け、赤っ恥をかいた。部下にどう注意する? A1  その場は叱責を真摯に受けて、会社に戻る間に「仕事は情報が共有されているという前提で進んでいるんだよ。担当者として責任を持って、必要なことは報告しなさい」と注意する。 A2  部下に当事者意識を持たせるためにも、その場で「担当者としてがちゃんと報告しなければならないことだろう」と注意する。 さて、あなたはどっち? おすすめ案とその解説は・・

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Q34 大事な会議の司会進行を頼んだところ、「自信がないので辞退させてください」という部下。どう励ます?

Q34 大事な会議の司会進行を頼んだところ、「自信がないので辞退させてください」という部下。どう励ます? A1  「いつまでも受け身のままじゃ成長できないよ。大丈夫だから、とにかく一度やってみなさい」と発破をかける。 A2  「初めての仕事なので自信が持てないんだね。ただ、そろそろ司会進行することも、あなたにとって必要な経験だと思うんだ。やってみないか」と説得。「もちろん、進行に戸惑ったら途中でフォローするから」と約束する。 さて、あなたはどっち? おすすめ案とその解説

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Q33 納期が間近に迫ったプロジェクトで、担当の部下から「致命的なミスが発覚し、納期に間に合いません」とおろおろするばかり。どう対応する?

Q33 納期が間近に迫ったプロジェクトで、担当している部下から「致命的なミスが発覚しました」と報告があった。部下は「納期に間に合いません。どうしましょう……」とおろおろするばかり。どう対応する? A1  ミスがどの程度のものなのかを自分で確認し、対応の手順を部下に指示。プロジェクトに入って部下とともに全力を尽くす。 A2  ミスがなぜ起こったのか、どの程度のものなのかを部下に詳しく調べさせる。そのうえでどこからやり直すべきかを部下と話し合い、必要な人員や設備・材料を手配す

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Q32お客様先で、ひじをついたり足を組んだりと態度が悪い部下。どう注意する?

Q32 お客様先での会議の席で、ひじをついたり足を組んだりと姿勢や態度が悪い部下。気になって仕方がないが、どう注意する? A1  お客様が目を逸らしたときを狙ってサインを送り、それでも治らない場合はその場で「足環組むのはやめなさい」とさらっと注意し、姿勢を改めさせる。会議後に「姿勢が悪いとお客さまが不快に感じるから、注意するように」と理由を説明する。 A2  人前で注意するとお客様も興ざめするかもしれないし、部下を傷つける可能性もあるので、その場は我慢。お客様先を出たあと

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Q31 入社2年目の若手部下に異動辞令を伝えたところ、「やりたい仕事があるのに会社の指示に従わなければならないのは納得できない」と固辞してきた。どう諭す?

Q31 入社2年目になるタイミングの若手部下に、異動辞令を伝えたところ、「私にはやりたい仕事があるのに会社の指示に従わなければならないのは納得できない」と固辞してきた。どう諭す? A1  「総合職として入社してきたのだから、異動辞令には従うものだよ。家庭の事情などで難しいわけでもないよね。それに、みんながやりたい仕事しかしなかったら、会社が成り立たないだろう」と言う。 A2  「やりたい仕事をこれまでの経験だけで決めつけなるのはもったいないよ。新しい仕事を通じて予想外の経

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