トイトレをしないのもアリ。
保育園の園長よっちゃんは、
「トイトレなんて要らないよ、なんだよ、それ!
そんなのやらなくたって、皆んなトイレでするようになるよ」
という考えの人で
保育園でも、トレーニングなんて全くしませんし
家でやってくださいとも言われないし
もちろんオムツはNG なんてこともない。
園の小さい子用トイレは、誰でも見えるところにあって
(注:廊下の先にあって常に見えている訳ではない)
お兄さんお姉さんをマネして
1歳くらいからトイレに座る遊びを自然とやっていたりします。
クジラも「座ってましたよ」とか
「他の子のトイレをずっと見てた」とかスタッフから聞いていて
トイレは遠い存在ではなかったが、特にやる気を見せることはなかった。
3歳を過ぎると「トイトレ終わった?」とか
「幼稚園がオムツN Gなので練習中なの(涙)」とか
そういう話題を耳にするようになり
「オムツは親が止めさせなきゃダメだろう!」
とじぃじもプレッシャーをかけてくるし
よっちゃんを信じてはいるものの、少しドキドキしていた。
クジラは、元々「ウンチ!」と宣言してからしにいくタイプで
最近は水遊びパンツ(オムツもどきでオシッコは漏れる)の時には
「オシッコしていい?」と聞いてきたり、
ちょっと待って!と言えば我慢もできるので
あとはトイレでするだけなんだけどなーと眺めていた。
そしてついに来た。
「今日はクジラがめっちゃやる気なので、
オニパン(お兄さんパンツ=普通のパンツの略)です」
と言われて保育園から帰ってきた。
こっちはドキドキである。
トイレ行く?と言っても全然行かない。
しょうがないので漏らされる覚悟をしていると
「オシッコ!」
と言って、トイレですんなりできた。
翌日は、普通にウンチもトイレでしていた。
私がいなくても、一人でトイレに言って用を足していた。
じゃあすぐにオムツを止めるかというと、
本人もトイレに行くのがめんどくさかったり、
すぐに行けない状態だったりすることもあるので
しばらくはオムツ生活になるでしょうけど
それでも、もう大丈夫。という自信ができた。
たぶんそれぞれ自分のタイミングがあって
その時を待っていれば、本当にトイトレの必要はないんだな、と思いました。