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一つの成長過程の完了

2022415日のメルマガ




今日はしとしと雨の1日です。

2ヶ月ぶりの書道教室にて
今まで張っていた根から新芽が出るような
子どもたちが書く良い線を見る日が続いています。

生徒さんの中で一番長く通ってくれている中学3年生の男の子がいます。

小学生の生徒がほとんどの中、
中学生になって一気に伸びた背や大人びた体格で
お稽古に取り組む姿は昔と変わらずなんだかホッとします。

今週のお稽古で書いた作品が素晴らしくて、
小・中学生の書写の成長過程の完了を感じました。

あまりに感動したので
その作品の写真と、教室で積み上げてきた成長過程を
教室ホームページのコラムに載せました。

 ↓ そのコラムはこちらから

https://www.kasumi-syodo.jp/activities/12303


教室の生徒さんと公式LINEに投稿をシェアしたところ
その晩、中3の男の子のママからメッセージが届きました。

今回メルマガでは
いただいたメッセージと、そのママとのお付き合いについて書いてみたいと思います^^


 ↓ いただいたメッセージ 
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昨日はお世話になりました。
教室の再開嬉しいです!

そして、昨日書いてきたお習字を見て
「え?久しぶりなのに、凄くいい字が書けてるじゃん!」とびっくりしました。

そしたら、今日薫ちゃんがコラムに載せてくれていて、またまたびっくり!!

成長を親のように見守ってきてくれて、本当にありがたいし、嬉しく思います。
読んでいて涙が出そうになってしまったよ。

薫ちゃんの教室に出会えたからこそずっとお習字を続けてくることができたと思うし、ここまで上達したと思っています。

本当に感謝です。これからもできる限り続けていきたいと思っているので、末長くよろしくお願いします!!

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私の方こそ、本当にありがたくて涙が出ます。

書道教室をスタートして丸4年になりますが、
この子とママとのお付き合いはそれよりももっと前

「実は私、将来書道教室やりたいと思ってるんだよね…」と

長男の友達だったこのママに勇気を振り絞って話しました。


教える技術も方法も何も自信がない私に、
「うちの子に教えてほしい!」と
大事な子を預けてくれたママ。

教室をスタートする前の試行錯誤に付き合ってくれて
そのあとも
ずっとずっと、静かに、確かに応援し続けてくれました。

何を返せるのか、与えられるのか、形にしてあげられるのか、
私自身も辿ってきた成長過程の4段階。

彼が書いて見せてくれた成長過程の完了は、私の一つの完了も感じさせてくれました。


誰かのアウトプットを自分にインプットして

自分の中で織り交ぜてアウトプットしたものが

また誰かのインプットになる。


そうして波紋を広げていって
新たな一段階に出会い続けることが生きていく意味なのかなと感じています。



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