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知的財産のこと
マーケッターといいますか、ブランドをつくるといいますか、この仕事を始めて20年以上になりますが、仕事を進めていくうえで重要な要素のひとつに知的財産があります。
知的財産の仕事をやるようになったのは今から15年ほど前からで、特許・意匠・商標という言葉はなんとなく知っていましたが、本格的にがっつりやり始めたのはその時からです。
きっかけは大したことではなく、その当時の会社が知財に理解があったのと、社内で誰もやりたがらなかったからです。(基本的に誰もやりたがらないことは価値がありますからね。)
特許明細書に触れたことがある方は分かると思いますが、あの独特な文章が初めはなかなか頭に入ってこなかったですね。(しかも国語のテストががとても悪かったワタクシにはとても辛かった。。。)
中小企業が大企業に対等に渡りあえるもののひとつに特許があると個人的には思っていて、知財をしらないと、竹槍でジェラルドRフォードに突っ込むぐらいの無茶かなと思っています。(最近では、ユニクロのレジ裁判が和解まで行きましたね)また、企業の成長には欠かせない要素だとも思います。(シマノが町工場から大企業になったのも、サンツアーの前田工業を制したのも知財が絡んでいますからね)
そんな私ですが、現在は弁理士と対等に話ができで、特許明細が書けて、拒絶理由の対応やPTCまでできるのですから、人生はわかりません。
しかし良いことばかりではなくて、特許絡みの裁判もあって、知財高裁まで行って10年近くも争ったことがあります。知財に手を出すという事はそういう事です。
まぁ、今のデザイナーやディレクターは何でもできないとダメなのですが、”何でも”の中の1つに知財は間違いなく入りますね。
FEELCAPもどんどん出願してどんどん特許取っちゃいますねー。
2022年もええキャップ出しまっせー。
では。