「自己肯定感」って必要?
今日は「自己肯定感」について話そうと思います。
子供が生まれてから2年3ヶ月、「自己肯定感の高い子供に育つには、親としてどうサポートするのが良いのか」ということを、ずっと考え続けてきました。
なぜなら「自分自身の自己肯定感が低い」から。そして、恐らく原因は幼少期にある(※端的に言うと、厳しく育てられた)ので、子供には同じようになって欲しくないという思いがあったからです。
それと同時に、「親が肯定感が低くても、子どもの自己肯定感は上げられるものなのか?」という疑問(不安)もありました。
ただ、この1年個人事業を続けてきたなかで「なぜ今でも自分肯定感が低いのか」「そもそも自己肯定感とは何なのか」「上げる必要ってあるのか」という新たな問いも生まれました。
ーーー
AIに「自己肯定感とはなんですか?」と聞いてみました。
内容は周知のこととしてさておき、「大人になってからでも自己肯定感を高めることは可能」という言葉からは少し元気をもらいました(笑)
で、調べていて気づいたことがありました。
それは、
「自己肯定感って、高いときも低いときもある」
「環境によっても、生活場面によっても変わる」
「大人になってから変わった価値観もある」
ということと
「自己肯定感が低い自分を、受け入れている自分もいる」
ということ。
前述から、自己肯定感が高いと”失敗やミスを恐れずチャレンジできる”とありましたが、私の場合”失敗やミスにビビりまくりながら、でもやらないと進まないことも分かってるから、最後は「エイヤー」でトライする”なんです(笑)
それが、10年経って振り返ったときに「あ、このときこれ頑張ってたんだな」と、過去の自分を褒めてあげたくなることがあります。
「私なんか」と思うけど、「今やらないと後悔する」。
この繰り返しで、34年間生活してきました。
自己肯定感が低くても何とかなってる。
ネガティブになることも多々あるけど、大枠でみたら幸せに暮らせてる。
だから、「自己肯定感を無理に高める必要はない」し、自分の子の「自己肯定感を育む取り組み」も、あれこれ考えなくて良いんだなという結論に至りました(完全に個人の意見です)。
※1個だけ取り組むとすれば、子供に「あなたがいてくれて、母は幸せ」だということを日々伝え続けることですね。子供が大きくなるにつれて恥ずかしくて言いづらくなるのでしょう…いつまで伝え続けられるかな
そうやって、今日も育児の「こうせねばならない」思考を一つ手放すことができそうです。(情報社会の罠というか、潜在的に「こうせねば」「どうしたら」と考えてしまうこと、意外と多いですよね)
余談ですが
私は、自分の感情をあえて全面的に子供に見せるようにしています。怒るし、泣くし、思いっきり笑います。それは、表情や声色から「相手の状況に気づき、思いやる心を持っていてほしい」と思うからです。
その分、子供の感情にも全力で応じています。親子であっても、一人の人間同士「お互い様」という状況が一番良いんじゃないかな?と考えています。
自己肯定感についても同じで、自分が日々葛藤する姿をありのまま子供に見せてあげることが、もしかしたら子供にとって自己肯定感を育むの1つのヒントになってくれるかもしれません。