見出し画像

お教室初月をおえて考える、家庭学習の大切さ


 こんにちは。前回、これからの一年の基本柱を再確認したのですが、
今日は、教室でのインプットと家庭学習の大切さについて書いていきます。


人間の脳は、7回忘れる?!

エビングハウスの忘却曲線をご存知の方も多いと思います。
当たり前ですが、人間の記憶は「時間が経つほど忘れてしまう」もので、覚えた記憶と時間の関係を表したグラフが、エビングハウスの忘却曲線です。

 1日後には、74%
 2日後には、77%
 3日後には、79% も忘れてしまうという事実。

一方で、エビングハウスの忘却曲線から読み取れる「節約率」というのは、一度記憶した内容を再び完全に記憶し直すためにどれくらい節約できたかを示す値です。例えば、一度覚えた言葉があったとして、20分後に再び覚え直すには、58%時間を節約でき、これが1日後には34%、1ヶ月後には21%になります。

つまり、覚えてから、早いうちに何度も反復したほうがいいということ。以前、私が通っていた教会の英会話教室では、人間の脳は、7回忘れるから、7回復習しなければいけないと口すっぱく言われていました。

令和の虎からヒントをもらう

 「日本初!授業をしない」武田塾の元塾長の林尚弘さんが、各業界の猛者達の生い立ち(勉強方法)を語るYouTubeのトマホークチャンネルにて、大変興味深い話をしていました。林さん自身、中3から東進に入って大学受験の準備をしていたそうなのですが、オンライン授業ばかりとって、成績が伸びなかったことを機に起業されています。「しっかり復習して完璧にならないと、次の講座に進めない仕組みだったら、東進は最強だと思う。」「自分は、授業することに対価をもらう塾ではなく、参考書をしっかり覚えているのか管理する対価としてお金をいただく構造に変えたかった。」と仰っています。まさに、ここに学習の本質があると私は思いました。

 インプットはもちろん必須ですが、それを覚えて、使える様になる(=家庭学習)このとの方が、はるかに大事だということ。そしてそこに重きを置くべきだということ。

小学校受験に置き換えても、教室で学んだことを、「なるほどなるほど〜」と聞いて帰ってくることが多いですが、そこで親が見て聞いてきたことを、家庭で活かせることが出来るか否か、非常に重要になってきます。しかもできるだけ早く、何度も。


我が家の家庭学習ルーティン

 教室に通いだして1ヶ月。以下、現在の家庭学習の状況です^^

【通常授業が終わったら】
・教室の帰り道に、初めて聞いた言葉や、習ったことでどこが難しかったな
 ど会話させる(1度目の復習)
・お風呂の湯船に浸かっている間に、その週に登場したものの数え方や、
 季節の話をする。(毎日お風呂に入るので、これだけで、2〜7度目の復
 習クリア。)
・図形の具体物などをもらってきたら、ダイニングテーブル上で
 夕食の前後などに習ったことを繰り返しやる。(5分)
・寝る前に本を3〜4冊読み聞かせる。昔話1冊、英語1冊は入れるように
 して、残り2冊は好きに選んでもらっています。読んだ後に、お話の記憶
 対策としてクイズを出していますが、息子は、これが本当に苦手(汗)

上記は、すべて、帰り道、お風呂、食事、寝る前など、ながらでやっているので、あえてお勉強の時間をとっている感じはなく、息子も今のところ、全くそういった感覚はないと思います。


【体操教室が終わったら】

 これについては、今後も熟考せねばなりません!!運動音痴かつ「出来ない〜><」が口癖の息子にとって、新しい運動との出会いは、全てが難関かつ鬼門。
・片足立ち、くま歩き、かえる飛びなどの基本動作は、パパが筋トレの時間
 に一緒に行う
・その週に出てきた新たな課題(例えば、ボール投げやお尻歩きなど)を
 朝の5分でちょっとだけやってみる。

縄跳びやボールつきなど、家でやるには限界なものも多々あるので、
週に2〜3回は行っている公園遊びでまかないたいところですが、
周りの目もあるので、なかなか出来ていないのが現状です。

何か良い方法があったら、どなたか教えてください!


【絵画教室が終わったら】

・その週に習ったことを、「おうちでもう一度やって持ってきてね〜」と
 毎回さらりと宿題をだしてくださりますので、素直にその通りにやって
 おります。1作品だけではなく、少し頑張って同じ様なものを、できれば  
 2〜3個作ってもっていきます。
・毎日絵日記を書かせています。これは、追って記事を書こうと思っていま
 すが、0歳から通っている幼児教室のベビーパーク(現在の歳では、トイ
 ズアカデミージュニア)で、以前から出されている宿題です。絵画教室の
 先生からも、1日一個でいいので絵を書けるとGood!と言われているので
 で、あ、これは、ちょうどいいと思って続けております。

 現在は、新年中クラスなので、そこまで宿題もなく、お勉強と肩肘張らずに過ごせていますが、おそらく、歳を追うことにやることは増えるでしょうし、習い事もありますし、いかに、勉強と思わせずに効率良く繰り替えし学べるかということが、肝になってくるかと思います。
 お手伝いについても、小学校受験の準備として重きを置いていますが、私のその日の疲労度によってやってもらうか、やってもらわないかが、左右されているのが実情です・・・。

 

フルタイムワーママの経験を活かす時

 共働きで保育園に通わせながら、お受験の準備をされている方も多いかと思います。私は、自分の要領の悪さから、フルタイムワーママを卒業した
立場なので、働きながら子育てをしている方を本当に尊敬しております。
現在の子育て中心の生活になって思ったのですが、小学校受験準備をうまく日常の中に取り入れるというのは、ワーママ時代の家事の感覚にちょっと似ています。仕事中心の生活の中で、あれこれしながら家事を終わらせる。終わらなくても、ある程度頑張る。今の私に置き換えてみると、家事(生活)をしながら、勉強を終わらせる。この感覚って現在働かれている方のほうが、研ぎ澄まされているんじゃないかなと思うんです。もちろん、時間は有限ですし、有無を言わさず体力の限界がくる日々を過ごされている方もいらっしゃると思います。(私がそうだったので。)でも、こういった感覚が、現在働かれている方の光になったらなと思った次第です。


長文お読みいただき、ありがとうございました^^





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?