エアコンのスイッチを押してくれ③スマートエアコンを使ってみた【高齢な親の話】
私は片道6時間、新幹線の距離に住む実母を介護しています。
ようやく母の寝室にエアコンを設置することができました。
今までの経緯はコチラ▼
新しいエアコンはスマートエアコンです。私のスマホから管理しています。
いやー、快適です!
まず、母の寝室のエアコンの稼働状況が一目で分かりますし、室温が何度で外が何度かも分かります。そして、こちらからスイッチを入れたり、消したりできます。
今まで母は
「いやや、つけない。壊れてる。あんなエアコン、残りかすや」
などと言ってエアコンをつけようとしませんでした。ですが、今はスマートエアコンになったので、私は「暑いからさー」などと言いながら、こっちの操作で「ピッ」とスイッチを入れます。しばらくしたら母がリモコンで消ししてしまいますが、それでも少しは涼しくなります。
母は
「エアコンの風の音がイヤ」
「あんたに操作されてるようでイヤ」
とまた文句を言ってましたが「そっかー」と軽くスルーしています。
しかも、「ひと検知」機能が優秀です。
人の動きが棒グラフで、エアコンが稼働していた時間帯が色で示されます。
母が生活している動きが分かりますし、エアコンが時々稼働しているのが分かったので「イヤイヤ言ってるけど、暑い時にはちゃんとつけてたんだ」とホッとしました。
私がとてもとても安心できました。(心が軽くなった~!)
暑い日には、
部屋が暑くなってるんじゃないか、
エアコンをつけてないんじゃないか、
大丈夫なのか、いや、大丈夫じゃないかもしれない。
熱中症になってるかも。
そう思うと心配やら、どうにもできないもどかしさやらで、心の中がずっとざわざわしていましたが、生きていけるくらいの環境が保たれてると安心できました。(ついでに生きている確認もできる)
そして、いよいよ暑い日に
「今日は日本列島めちゃめちゃ暑いらしい。だから、エアコンは24時間つけっぱなしにしていいんやで」
と説得しました。
エアコンだと寒い、と言うので
「じゃあ、設定温度を高めの28度にしておくから、それでつけっぱなしにしな。そして、暑い、物足りない、と思ったら自分で設定温度を下げたらいいから」
と説得し、こちらからエアコンを28度設定にしてつけておきました。
今のところエアコンは連続稼働しています。
ああ、便利。スマートエアコン考えた人、本当にありがとう。
そんな話を友達にしたら、「冷蔵庫もそうだよ」と教えてくれました。お友達は最近冷蔵庫が壊れたので買い替えたところ、スマート冷蔵庫だったそうです。そうして見守り設定をすると、スマホから冷蔵庫を開けたのが分かるらしいです。
世の中便利ですね。便利でとってもありがたい。
お読みいただきありがとうございます。
今日も皆様がステキな一日を過ごせますように。