理想の社会人になるためのマニュアル④
「ラクをすることの何が悪い!」
仕事をするメリットといえば、「やりがいや充実感を得られる」というものもありますが、「収入がある」というのも1つの要素だと思います。
そしてその収入は多い方がいい嬉しいし、それがあるからやりがいも充実感も生まれるのでしょう。
それでは、その収入はどうすれば増えるのでしょう?
ぱっと思いつくので言えば「今以上に働けばいい」でしょうか?
確かに、今の倍働けば収入は上がるでしょう。
しかし、そういう向上心のある人は、現段階でも毎日一生懸命働いているものではないでしょうか?
そんな人が「今以上」「もっと働かなければ」と思ったとしても、体を壊してしまうだけです。
「それなら今の状態で我慢するしかない」と思われるかもしれませんが、世の中には自分と同じ職種だとしても、収入が倍どころか10倍、20倍の人もいますよね?
その人とあなたは何が違うのでしょう?
答えは「今の仕事をどうすれば、もっと楽に、効率良くできるか」という事をどれだけ追求しているか、という所だと思います。
「もっと簡単に稼ぐには?」「楽に稼ぐにはどうすればいいか?」なんて考えていれば当然収入は上がりますよね?
しかし、向上心のある人などは特に、この考えはおかしい、間違っていると感じる人が多いと思います。
逆に、「楽をして稼ぐなんて不真面目だ、地道にコツコツ働いていく方がいいに決まってる」という考えになると思います。
確かに、こう口にする人は、真面目で立派な人という印象を持つかもしれません。
上司からも褒められやすいですし、みんなの模範として扱われるかもしれません。
しかし、真面目なだけでは余裕は生まれず、他のものに割く時間は取りづらいでしょう。
そんな状態では「相手を喜ばせたい」など考えられず、「頭脳労働をサボって」しまうだけです。
そういった点では、「もっと簡単に稼ぐには?」「楽に稼ぐにはどうすればいいか?」と考えることは、「もっと仕事を簡単にして他に出来ることを増やせないか?」「まだまだ自分は成長出来るんじゃないか?」と言い換える事ができ、頭脳労働をしているということなので、決して悪いことなどではなく、むしろ良いことなのです。
周りの人や社会に貢献するには今の仕事を楽に効率良くする必要がある。そのためには大勢の仲間が必要。楽が出来るようになれば心にも余裕が生まれやすいから仲間を大切にできて絆が深まる。仲間ともっと協力できるようになり、もっと楽が出来るようになるから周りの人や社会に貢献できる量が増える。といった風にいい循環が出来れば、あなたの収入は何10倍にも増えていくでしょう。
「楽をすることは決して悪いことではない」このことをゆめゆめお忘れなきように。