【2023年ジャズ】In What Direction Are You Headed? / Joe Farnsworth
Joe Farnsworth(ジョー・ファンスワース)は、アメリカのジャズドラマー。スモールズでのジョージ・コールマンのライヴでも叩いていました。目立ったプレイこそありませんが、ジャズらしい王道なプレイが彼の持ち味です。そして今回も得意のSMOKE Sessionsから。毎回違った趣向の“今のジャズ”を高音質で楽しめる作品群でお気に入りです。
今回はのっけ(1.Terra Nova )から今のジャズギターのトップを走るカート・ローゼンウィンケルの浮遊感のあるフレーズから始まります。以降もカートの印象的な音色とフレーズが光るライヴになっています。
オススメは、スリリングな2.Filters でのサックスとギターの同時ソロ。普通ソロは交互にやるものですが、被りまくり。カートの音色のせいかこれもアリだなと思わせます。6.Safe Corners もカートの作品らしい不思議な曲。僕の好きなアラン・ホールズワースを思わせるトーンとフレーズで頷いてしまいます。7.Bobby No Bags でのジョーのスイングに彼らしさが出ていると思います。
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