東大2019自由英作文2(A)対策
簡潔にお伝えします。
下記は2019東大の自由英作文です。
所要時間は10分ないと思います。タイトル以外に先ず何を考えますか?
4か所の赤線部分がこの設問の求めていることですが、英文書き始める前に、「この設問文を言い換えるとどういうことになるのか?」をこれまで考えたことがあるでしょうか!?
①祝日の提案⇒②その意義⇒③何故望ましいのかの3点を最高80字で書くとは、
①は提案のみで字数は少なく、③は②の根拠を述べることになるので
③に一番字数が必要なはずと予測できます。
「いずれにしてもこの字数では、ほぼ一般論で書くしかなく具体論を長々と述べる余裕はない」が、この設問で求められていると言い換えることができます。
(英文例)①: I propose that "Rice Day" is one of the national holidays. (11字)
②: Rice is essential for both Japanese food and Japanese culture.
On this day, I'd like people in Japan to take more opportunities
to reconsider what rice is for us. (29字)
③: Lately it has been said that a smaller number of Japanese people make a habit of having rice, but by this holiday people are motivated to eat more rice and think more about(/of) Japanese dishes as well as (Japanese) tradition. (40字) 11+29+40=80字
太字部分が俗に言うイディオムや構文というものだと思いますが、この英文なら高校生に書けると思いませんか!?
<補足>make a habit of having riceのhabitが「個人の習慣」と気になる人は、have a custom to eat riceでもいいと思います。
稚拙な英文例でお恥ずかしいですが、問題集の模範解答などの立派な英文とは違い、誰にでも書けそうな英文を意識しました。
これまで何度もお伝えしてきましたからここでは詳しく述べませんが、頭に浮かぶ和文をそのまま英文にしないがポイントです。
これまでのシリーズでは、英文にする前の「和文変換」とお伝えしてきましたが。
この手の自由英作は英文の中身のみにとらわれることなく、設問の問題文と字数から、英文の枠組み(構成)を先ず考えてみて下さい。
要は、設問文の字面や字数のみを見ていきなり英文を書かない方がいいですよとお伝えしたいのです。
今回も最後まで読んで頂き有り難うございました。
下記は関連投稿ですので参考にされて下さい。