中3娘、漢検準2級受けるってよ
娘トラが久しぶりに漢検を受けるという。
元々英検と漢検を交互に進めるつもりが英検2級で手こずり、漢検は4級でストップしていたのだ。
次なる漢検3級の問題集は買っていたものの、気づけば中3も後半戦である。
そこで内申の見栄えを良くするには3級じゃダメ、最低でも準2級でしょということで3級を飛ばし、準2級を受けることにしたらしい。
▪️毎回お世話になっているステップシリーズ。
ところで受検者の大半が学生である漢検・英検・数検は級位レベルを揃えているようで、相当する学年は以下のようになっている。
ところがこと漢検に関しては、上記の学年で習う範囲に準拠しているのは3級まで。
漢検準2級以降は、英検や数検のように学年が上がれば受かるというものではないのだ。
なぜなら、高校では新たな常用漢字を教わらないから。
つまり準2級からは基本独学なのだ。
となると少しでも頭が柔軟なうちに上位級に取り組むべきだったかも知れず、今さらながら漢検を放置していたことが悔やまれる。
それでなくとも多忙な受験生である。
部活はようやく引退したとはいえ、定期テストに加え受験に向けた実力テストや公開模試が目白押しの2学期に受けるなど、検定料を捨てるようなものではないか。
案の定、トラは中間テストが終わり検定日まで僅か10日となってからようやく勉強を開始。
呆れる私を尻目に、トラは
「英検に散々苦しめられたから、漢検は楽勝に思えるんだよね。
あの訳分かんない英語の長文に比べたら、漢字はだいたい読めるし意味も何となく分かるし日本語サイコー!」
だそうで。
読み書きはともかく、大人の私でも知らない四字熟語や対義語・類義語が沢山出題されるというのに、相変わらずの呑気ぶりなのだった。
ちなみにトラの同級生を見る限り、各種検定の上位級ホルダーはほとんどが大手塾に通っている。
塾が検定の準会場になっていることから、塾内は検定取得が当たり前な雰囲気なのだそうだ。
そういった塾では検定対策講習もあるので、推薦入試等で確実に級を取得したい人には(費用はかかるが)お勧めかもしれない。