いざという時、どうしますか?
人間、とっさに判断するって難しいことも多いですね♬
10年以上昔になりますが、福岡市中央区の某所にあるマンションの2階に住んでいる時に、深夜に燃えるゴミを集積場に出しに行き、帰りは2階なので非常階段から2階に登るのですが、階段の踊り場に男性が倒れていました。
人間、とっさに自分だけその場にいると、ドキッとして次の行動が頭真っ白で躊躇することってありますね…
その時は、生きているのか死んでいるのかもわからなかったので、110番するかしないか迷いましたが、とりあえず近くに交番があるので、そこに駆け込み、おまわりさんを呼んできて対処しました…
結局、福岡の繁華街天神や薬院などで飲んだ後に酔い潰れた人らしく、しかもこのマンションの住民でもないらしいとのことでした…
本当にとっさの時の判断って難しいですね♬
地方と都会
福岡時代は地下鉄で通った時期も多かったのですが、電車に乗っている最中に気分を悪くした乗客というものに遭遇したことが無かったし、東京にも何度か住んでいますが、そのようなケースに遭遇することも無かったです。
ただ、現在住んでいる東急田園都市線沿線では、電車内での急病人を始め、ホームで緊急停止ボタンが押されたなどで電車遅延に遭遇することが、コロナ前は多かったですね~♬
一度、満員の電車で、立っていた女性の方が倒れられたのですが、近くにいたサラリーマンの人が有無を言わさず速攻で非常用のボタンを押された時は、このとっさの判断早すぎると正直思いました…
わたしは、非常用ボタンとは離れてましたが、もしそのボタンの前に自分がいたら、速攻でボタンを押せるかは微妙な感じがします。都会ぐらしが長い人は慣れているのでしょうか…。
わたしもいざという時は即断即決できないと…
などと思ってはいるものの、なかなか難しいかな~♬
最近は、またコロナ前のように電車内の人が多くなってきたようで、時折、前の電車で急病人の方を収容されたなどで、電車が定刻通りではなくなることも多くなってきたような…
咄嗟の判断
何か緊急な場合の咄嗟の判断については、3つ程のタイプがあるのかと思います。
1つ目は、咄嗟に的確に行動できる人。2つ目は、おどおどしてしまう人。3つ目は、周りの状況を確認する人。
咄嗟に的確に行動できる人
咄嗟に行動に移せる人って、過去に同様の場面に遭遇して、どう対処すれば良いかがわかっている人や、過去に自分がその場面に遭遇していなくても、そうなった時にどうするかの判断基準が明確で、淡々と物事をこなす人なのかも…
あくまでわたしの想像ですが、いわばスポーツや趣味の練習のようなもので、何らかの経験やシミュレートが理解できているので、それが脳の引き出しから瞬時に引き出されて行動に移せるのかも知れませんね。
おどおどしてしまう人
何か急な場面に遭遇した時に、頭の中が真っ白になるというか、それ以前に思っていたようなことが頭からスッポリ消えて、何もない状態になるような感覚になったり、自分が何をしないと行けないのかが判断できなかったり
する時に、茫然となったりおどおどしたままになったりする人も多いのかも…。
周りの状況を確認する人
「周りの状況を確認」と聞くと、的確に俯瞰で物事を見ていると捉える人もいますが、意外にそういう人は少なかったりしますね~♬
むしろ電車で倒れた人がいた時に緊急停止ボタンを押すべきと自分が思っていたとしても、自分が最初に行動するのを躊躇したり、中には人前で何かをするのを恥ずかしいと感じ、結局何もできず、あわてて後からサポートしたり、場合によっては知らんぷりのままだったりする人も多いですね…
東京の場合は、困った人を見てもスルーする人って多い気がします。中には困っているであろう人側の態度も悪かったりする場面もありますが、総じて見知らぬ人に関わることや、やっかいなことに巻き込まれたくないと思い、スルーする人が圧倒的に多いのかも知れませんね…
世知辛い世の中なのかも知れませんし、ギスギスして余裕も無い日常だと、視野が狭くなって、気にかけるということをしなくなっているのかも…
インシデントも
わたしの仕事柄、情報セキュリティに関係しているので、インシデントに
最初に遭遇した人(発見者)も、咄嗟の判断で先程の3つのタイプに分かれると感じています。
企業においては、あまり評判が良くない中でも、勉強会、研修、Eラーニング、啓発活動、周知などを含めて、パソコンの挙動がおかしかった場合の対処の方法や、報告・連絡体制など整備はしていますが、いざ実際にご自身が遭遇されると、まさに咄嗟の判断での違いが顕著にでるもので…
咄嗟に的確に行動できる人、おどおどしてしまう人、周りの状況を確認する人、自分が遭遇した本人であるはずなので、本人判断が重要なんだけど、やっぱりおどおどしたり、何も最初のアクションが起こせなかったり、周りに「あれっ、パソコンがおかしくなった…」と自分だけなのか、周りもそうなのかを確認したりすることも無く、ただただご自身の判断でパソコン画面にでてきたウインドウに書かれてある050で始まる電話番号に電話して、変な日本語を喋るオペレーターと会話したりといったあぶない案件もチラホラ… 未遂で終われば良いけれど、リモート制御を許してしまったりしたら機密情報を根こそぎ漏洩されることになりますよね~♬
ある意味、無知ほど怖いものは無いのですが、知らないことが起こった時は、自分で判断するのが難しい場合は、周りに人がいれば何らかの声かけだけでもあれば、最悪の事態を回避することが可能なので、おかしいことをおおかしいと表現できる環境って大切だと思う次第…
何かあったら、そして頭の中が真っ白になったとしても、まずは周りの人に聞こえるように「あ~、どうすれば良い!?」とつぶやく、いや、叫んでみると良いかも知れない…
もちろん「あ~、どうすれば良い!?」の後に、「人が倒れたんだけど…」とか「パソコンが変なんだけど…」とか、つづく言葉を発するだけで、周りは理解してくれると思うんだけど、どうだろう…
今日はこの辺で…
あ~、どうすれば良い! パトラッシュがご機嫌斜めなんだけど…
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