ローカルローカルネタ 11/25の日記
ツイッターなどを見ていると
「このお役立ち情報、前にもほぼ同じ文脈で見た気がするな。いわゆるパクリってやつか?」
だとか
「この面白ストーリー、見覚えがあるな。いわゆるパクリってやつか?」
などというツイートをしばし見つけて
ややっ、なんと不届き千万。ここに証拠をば集めて突き付けてくれる。
と思い過去にされたツイートを遡るのだが
案外見つからない。
おかしい。絶対に見たことがあるはずなのに。
おそらくはツイッターだけではなく、2ちゃんねるかあるいはテレビ、何かしらの動画か本、映画かどれかで見たのだと思うが
それをすべて総ざらいしてまでお縄につかせたいかといわれるとそんなことはなく、まあ此度は見逃してくれよう。となってしまう。
見聞きした「ツイッターでバズりそうな情報、意見、小咄」を全部ファイリングして、各々
子供
外国人
お得
実験
などと振り分けていつでも引っ張り出せるようにでも
しておけば簡単な気がするが、そんな暇人の成れの果てのようなことはしたくない。
おそらく有名な配信者の方が私の地元と出身が近いらしく
いわゆる「地元の人にしか通じないローカルネタ」で受けている動画を見た。
その方を簡単にしか知らなかったが、そのネタはかなり共感出来たので思わずチャンネル登録をしてしまった。
ローカルネタは面白い。
しかもそれがローカルであればあるほど、それを言った人に親近感を覚えてしまう。
当然といえば当然だが。
「地球ってめっちゃ広い」
という話よりも
「教頭だった吉田先生は日によって眼鏡のずれが違った」
みたいなネタの方が盛り上がる。
けれどそれも、あまりにマイナーな話を共感されると
ちょっと身を引いてしまいそうな気がする。
例えば
「集めてきたミミズを浴槽に浮かべて、たまに洗面器などで掬い、そこにボディーソープを入れてもがくさまを見るのが好き」
「あと、近所の雑貨屋のPOPを筆跡からどの店員が書いたかを推理する、というのを毎週水曜日にやっている」
といった話を
「私も同じようなことやったことがあります!」
などと共感されると、もはやそれは嬉しいとかではなく恐怖の対象である。
今のは例えが悪かった気がするが。
ともあれそこには不気味の谷のようなものがあるような気がする。
私が「自分の感性はかなり独特だ」という、馬鹿みたいな思い込みを持っているだけの可能性もある。
それこそなれの果てだ。
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