
滅暗闇の雲激闘戦感想戦

この記事には淫夢要素は含まれておりません。

卒業証書授与
ぼっち陰キャメスッテネカマおじさん殿
上の者は滅おばさん戦で幾人もの戦友の床を落とし、塔を爆発させ、無言ギブに心を痛めつつ、マウント2種とヘアカタログを取得しその業を終えたことを証する。
判決、死刑。

感想
前提
滅暗闇の雲激闘戦を、野良で終えたので備忘録として感想を残します。
アライアンスはABCどれでも、ジョブはH1・H2・D1・D2などをやりました。直ドロ含め30周ほどでミニオン以外取りきったので、すごく早い方だと思います。失敗や爆散含めたら何周したかなんて覚えてないけど。
感想としてはネガディブなものが多めです。ネガディブな人間なので。ネガディブなものを見たくない人はここで見るのをやめた方がいいと思います。
初回クリアまで
実装初日に初見未予習で突入。わちゃわちゃ感もあり、野良でもコミュニケーションが活発に取られ、1番楽しかった時期でした。逆に言えば今後は苦行。P1のおばさんの手の向きで死の宣告の範囲出現位置が変わると自力で気付いてアライアンスチャットで報告した時は、気持ちは聴(き)かせてやるよ論理(ロジック)の律動(リズム)を…ってなってました。初日はP2突入くらいで「なんかこれ決まった解法が出ないと無理では」って気持ちになって布団に入りました。

イディルシャイア居住区様様様様様の攻略法が出てからP2以降練習開始。

ACアラの三重の後の塔が爆発する。それはそれはもう爆発しまくる。こんなに爆発しまくるものはハローキティのポップコーンくらいしか見たことがないってくらい爆発する。茨から練習PTでもルーミングから練習PTでも関係なく塔が爆発する。
当時H1ばかりやっていた私は塔を踏まなくてよい事をいいことに、何をそんなに爆発させる事があるのかと憤慨しつつ他アラのDPSとフォールガイズを楽しんでいた。楽しくねえよ。
しかし、体験せずに批判するのは良くないことだと人体に含まれる亜鉛よりも少ない良心が咎めはじめたため、H2でACアラに飛び込む決意をする。

三重の途中にある頭割りまたは散開で1人でも不得手な人間がいてご昇天召されると、ギミック不成立が確定するのである。移動が遅くても死ぬ。他人と近すぎても死ぬ。アライアンスを間違えてやってきた迷子の迷子の子猫ちゃんがいても死ぬ。タンクの誘導が不十分でボスが外周を向いてなかった時など、ボス基準なのか外周基準なのか人によって違ってくるのでもう気が狂うほど気が狂うんじゃ。でも塔1個くらいの爆発ならダメージ的になんとでもなる事に気付き、なんであんなに死んでたのかは今では分からなくなった。不思議。ここまで書いて申し訳ないけど、個人的にはやっぱりここでミスる事はほぼありませんでした。苦手な人には苦手なんですかね(すっとぼけ)
三重で塔が爆発しない事に逆に驚くようになった一方その頃、通路では種捨ての際に通路を塞ぐDPSや線切りの時に寄らずとおせんぼしたりするタンク、旋回式の時に床が赤くなりおしっこ漏れちゃうとばかりに空いたばかりの床に駆け込み戦友を落とすヒーラー(私)と戯れる。旋回式の時に薬飲んだりバーストすると範囲バフが届かなかったりルーミングの移動で殴れない時間があったりして損をした気分になる。

また、FF14のギミックは大縄跳びに例えられることがあるが、滅おばさん戦は24人で跳ぶ大縄跳びである。P2で落下死した者はどちらの外周に発生するか分からず、場合によっては蘇生が届く距離ではない時もある。外周で死んだ場合も、内周にいるH1が蘇生しようものなら、内周で蘇生され、外周に帰る方法などない(3敗)。こうして人数不足または人数過多で迎えたルーミングの配置替えは、マクロで想定した配置替えにはならず、だいたいこの後の塔で崩壊する。ルーミング前にワープゲートを踏むな高校校歌。P2では死人が1人でも出ると取り返しが効かない事が多い。
ぶっちゃけ滅おばさん戦はP2が最大にして唯一の山場である。P3はP1と同じなので特に言うことはありません。強いて言うならP3まで来て連射式波動砲を集合アライアンス間違いで失敗しワイプした時の空気はすごかった。
なんやかんやで、済がいるPTでクリア。実装から6日後の事であった。
周回

このコンテンツでは目玉商品を交換するには直ドロしない限り、小金玉暗黒のデミマテリアを99個、大金玉大暗黒のデミマテリアを124個も集める必要がある。暗黒のデミマテリアは1クリア毎に2個、大暗黒のデミマテリアは1クリア毎に1個手に入るため、最大で124周もしなくてはならないのかという話になるが、そこはちゃんと救済策がある。
大金玉は自分を含めた未クリアの踏破時、1人につき2個のボーナスが貰える。全員未クリアで踏破した際は1+(24×2)で49個も貰えるため、残りは75個集めるだけでいい。
小金玉はリミテッドボーナスという時間帯でランダムに発生するボーナスタイムにクリアすれば、パーティ8人に8個の追加分が配布されるエンペラータイムが存在する。あとリミテッドボーナス時には直ドロ確率があがると田舎の婆ちゃんが言っていたが真偽は不明。


なんとこのエンペラータイムには欠陥がある。
パーティ8人に8個の追加分が配布されるとは言ったが、全員が必ず1個追加で貰えるとは言っていない。2個も3個も追加分を貰える人もいれば、1個も貰えない人も存在するのだ。うす汚ねェクルタ族のやりそうな事である。
また、このエンペラータイムは発生時間に偏りがあり、正月には一切発生せずそれ以降も記事執筆時点ではド昼間かド深夜のみ発生し、ゴールデンタイムに発生する事は無かったのである!う、うす汚ねェクルタ族!
エンペラータイムが効果を発揮しなければクソ真面目に50周するしかない。いや、そもそも大金玉の時点で未クリを捕まえられなければ自分の分を除き最大122周する必要がある。未クリ!未クリを捕まえなければ!世の中にはクリ済のくせに未クリのみPTを立てて金玉を取り立てる金玉詐欺も横行しているらしいが、あたしゃそんなアコギな真似はしませんよ。

未クリとは、まだクリアできてない人である(当然)。
クリアできていないのには理由があり、開始時期が遅かったなどであればいいが、純粋に練度がクリア基準を満たしていない場合の方が多い。その場合に起こる事象とは……。

はい。
ここで常識ある記事閲覧兄貴姉貴達には言うまでもない事だが念のため注釈しておくと、ミスは悪い事ではない。誰にでもミスはあるし、ましてや未クリのためのPTに金玉目的にお邪魔させていただいている身で文句を言うなど、以ての外である。
しかし、それが何回も繰り返される周回のなかで何度も何度も起きてくると、疲労とダメージは理屈を司る脳ではなく感情を司る心に来る。
外周から飛んでくる熱視線、爆発するハローキティ、中央で居座る死の宣告テロ、タンクが挑発をしないせいで中央おばさんから飛んで来るAAに泣きながらブラバスを炊くヴァイパー、無言ギブ✕PTで出る2滅無言ギブ、罵倒、ギス、無言抜け。

ほならね、コン済みPTに入ればええやないですか。アッアッアッ。
とはいかないのが滅おばさん戦。成功率が95%の人間が24人揃うと、単純計算で成功率が29%まで落ちるのである。実際、体感の周回成功率は3PTに1回くらいのもんだった気がする。
注目すべきは、やはりP2である。
暗闇の雲といえば落下、落下といえば大縄跳びというのがエデン零式再生編を少しでも触った事がある人なら共通認識であり、実際に運営もP2は意識して大縄跳びにしたものと思っている。マウントのエモートも落下だったしね。他人を落とし、他人に落とされ、阿鼻叫喚の図を想像しながらバトルクリエイターはほくそ笑んでいたに違いない。事実、そういう阿鼻叫喚こそが楽しいという面も攻略時ならプレイヤーもあるだろう。
しかし、ここは周回、イドの街。たった1人のミスでワイプが続くストレスは計り知れない。運営は黄金のレガシー以前はストレスを過剰に回避しており、これからはプレイヤーにストレスをかけていくとは言ったが、周回をするという事を念頭に入れて想定したストレスだったのだろうか。いつもより空気がギスギスしていると言われる原因となるこのストレスが想定通りだとしたら、このギスギスした空気もまた運営がプレイヤーに求めるものなのだろうか。ストレス与えられたくらいでギスギスを表に出すような輩がおかしい?それはそう。
ギスギスした空気が与える影響は、滅の実装を機に高難易度に触れてみようという新規の門戸を閉ざす事にもなると私は思う。
今回の滅おばさん戦では、可愛らしい髪型が報酬として設定されており、普段の高難易度よりも多くの人がクリアも目標に殺到している。

「高難易度はなんだか怖そう……。でも、髪型は欲しいしやってみようかな」とやって来た新規ライトプレイヤーの前に繰り広げられるのは、事実怖い世界である。断っておくがほとんどのプレイヤーは罵倒などせず優しくアドバイスとたまに死の宣告をくれる人ばかりだが、人間というものはいい思い出より悪い思い出の方が強く残りがちである。この記事の内容だってそうなのである。
運営の皆様には日々のゲーム開発・維持に感謝の意を示すとともに、プレイヤーにはストレス耐性のないモンキーもそこそこいる事を思い出していただきたい。
総評
ここからは滅おばさん戦をいくつかのポイントに分けて評していく。
難易度のちょうどよさ
★★★★☆(4点/5点)
ぶっちゃけ、ギミックはそんなに難しくはない。よく言われる難しいギミックである優先度やデバフを見て判断などは実質なく(優先度は少しあるけど空気読みでもいける)、よく言われる三重の後の塔も極理王の方がスピーディだし極武王の方が判断力を求められる。
この滅おばさん戦を難しくしている理由は、「たった1人のせいで取り返しがつかなくなる事が多い」。これ1点のみだろう。
せめて死体は外周内周どこからでも蘇生の届く中央に湧くか中央から外周へ移動ができるコンテンツアクションをつけるとか、リカバーできるようにはして欲しかった。
初めての24人レイドで勝手が分からなかったとも取れるが、24人レイドを作る上で1番気をつける点だとも思うので満点の評価はできない。
面白さ
★★☆☆☆(2点/5点)
初回クリアも達成感より「やっとかよ」感が強く、周回してて面白いとも思わないし、はやく終わったから良かったものの100周くらいさせられてたら心折れてたかも。
リミテッドボーナスで1個も貰えなかった時の不平等感も強い。
P1とP3は面白かったので、やっぱりP2はフォーラムのユーザーの反応を見て考えて見てほしいところ。
報酬
★★★★★★(6点/5点)
そりゃ満点以上でしょ。報酬がいいからこのコンテンツ盛り上がってるんですもん。
言い換えれば報酬だけで成り立ってる部分が大きく、よく「パーティ募集が多いので滅は大成功!」という意見をよく聞くが、極神竜に可愛い髪型つけてパーティ募集多くても大成功ですか、髪型なかったら滅おばさん戦は大成功してましたかって話だと思う。
ライトプレイヤーへの門戸となり得た可能性もあるだけに、勿体ないと思った。
コンテンツとして
★☆☆☆☆(1点/5点)
実際に私が被害を受けた訳でも加害者になった訳でもないが、未クリ詐欺などは由々しき事態だと思う。リミテッドボーナスは許せん。
あと周回するなかで未クリのみ募集が検索に出るのを除外できないなどシステムでなんとかして欲しいところは多いが、私がこんなチラ裏で言うまでもなくフォーラム戦士達のコメントを見た運営様も気付いていただけるでしょう。
あと感想ではギスについて運営の想定の甘さを批判したが、やはりプレイヤーの性質による要因も多い。イライラするのは分かるし、私もすごくイライラしたが、チャットに怒りをぶつけてはいけないと思う。ラブアンドピースよ。

でもクソコンテンツだと思うので1点です。髪型だけ渡して消えな。
おわりに
以上、ようやくおばさんともお別れのお時間です。
野良で出会った1滅無言即抜け赤魔さん、突進技あるから死の宣告は適当に向けてていいと思ってた戦士さん、ミスを指摘されてtellで逆ギレしてきた竜さん。皆さまありがとうございました。
