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「選挙特番」に主義主張は必要か?

選挙特番の目玉

衆院選が27日(日)に近づいている。私も明日、期日前投票に行く予定だ。投票する人もほぼ決めている。

こんな時期に話題になるのは、各テレビ局、ラジオ局の「選挙特番」だ。誰がどの局のどの番組に出るかがネット上で発表されている。泉房穂、橋下徹、太田光、大竹まこと、青木理…etc. 各局あの手この手、あの人この人を引っ張り出し、高視聴率を狙っている。

「忖度なし」「タブーに斬り込む」は必要か?

しかし異質を放つ局が1つだけある。

「日テレ」だ。

メインキャスターと元・嵐の櫻井翔以外、特に目立った人選、企画はなし。しかし数字は忘れたが、過去3回のいわゆる「選挙特番」では民放3連覇を獲得している。何の主義主張もない「ポップで、ライトで、カジュアルな」選挙特番に徹している。NHKも主義主張の濃い番組づくりはしないから、見られているのではないか?

これはいいこと? 悪いこと?

これは「結果だけわかって、見やすければいい」ということを示しているのではないかと思う。

果たしてこれはいいことなのだろうか?

選挙の総括や、政策の実現可能性など一切抜きにして、結果だけわかればいいんだよ、という傾向が強いというのは「?」と思わざるを得ない。

局にすれば「中身がなくても、数字取れりゃあいいんだよ!」ということなのだろうが、日テレのやり方が「正しい」(←テレビづくりとして)となると、今後の選挙特番、ひいてはニュースすべてが「ポップで、ライトで、カジュアル」になっていくと思うと、この国が不安で仕方がない。

が、テレビもラジオも見聴きしている人は少なくなっているから、まあいいか。

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