柳澤健(1960.3.25- )「ぼくらのふしぎな橋本治 第一回 PANTA」『小説宝石』2024年1月号 光文社 2023年12月21日発売 橋本治(1948.3.25-2019.1.29) PANTA(中村治雄(はるお)1950.2.5-2023.7.7)
『小説宝石』
2024年1月号
光文社 2023年12月21日発売
福岡市総合図書館蔵書
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CPTC18HQ
https://www.kobunsha.com/shelf/magazine/current?seriesid=104001
柳澤健(1960.3.25- )
「ぼくらのふしぎな橋本治
第一回 PANTA」
p.66-75
橋本治(1948.3.25-2019.1.29)
PANTA(中村治雄(はるお)1950.2.5-2023.7.7)
「“頭脳警察”幻の1stアルバムをCD化。
1972年にレコード会社と契約をするが、
過激さのあまり当時発売禁止になったという作品。
パンタとトシのアグレッシブな音が
パッケージングされている。」
「「世界革命戦争宣言」
「赤軍兵士の詩」
「銃をとれ」
の革命三部作で学生運動のヒーローとなったバンド、
頭脳警察のシンガー兼ギタリストは、
十歳年下のノンフィクションライターにも
ていねいな物言いで接してくれる優しい人だ。」
p.66
1955年1月生まれな私は、
都立北多摩高校の生徒だった頃(1970-72)、
毎月読んでいた雑誌
『ニューミュージックマガジン』で
頭脳警察を知っていましたけど、
演奏を聴いたことはありませんでした。
五歳若い柳澤健さんは小学生の頃に、
「学生運動のヒーローとなったバンド、
頭脳警察」
を知っていたのかなぁ?
「世界革命戦争宣言」を収録した、
『世界革命戦争への飛翔』
共産主義者同盟赤軍派 編
三一書房 1971 780円
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001175541-00
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J9P5HA
を、高校生の頃、買って読みましたけど、
我が家の本棚にはありません。
数回の引越しで、処分してしまったのでしょう。
「PANTAこと中村治雄と
橋本治が初めて会ったのは
1979年1月。
SF雑誌『スターログ』編集部の
中尾重晴が対談を企画した。」
p.66
「私が橋本治と知り合ったのは
1979年の夏頃。
[慶應義塾]大学に入ってすぐに
まんが専門誌
『ぱふ』の編集部員となり、
橋本治は
『ぱふ』の常連執筆者であった。」
p.71
「「ひとりで主観、ふたりで客観」は橋本治の名言だが、
いまや、"普通でまともな人間" はふたりになった。
真の友を得た橋本治は「他にもいるかもしれない」と
考え始める。橋本治は人間離れしたエネルギーで、
誰にも真似のできないほど大きな仕事に取り組んでいく。
普通でまともな世界を目指して。」
p.75
読書メーター
柳澤健の本棚 登録冊数57冊
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091212
橋本治の本棚 登録冊数41冊 刊行年順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091217
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