『オール讀物』2024年3・4月合併号 中野京子「クリムトと黄昏のハプスブルグ 最終章[第15回] 終焉」 松井今朝子(1953.9.28- )「一場(いちじょう)の夢と消え 最終回[第11回] 冬籠もりの斑雪(むらゆき)(三)」
『オール讀物』
2024年3・4月合併号
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CVBM6CJ7
https://ja.wikipedia.org/wiki/中野京子中野京子
https://blog.goo.ne.jp/hanatumi2006
中野京子
「クリムトと黄昏のハプスブルグ
最終章[第15回] 終焉」
p.281-285
2023年6月から読み続けてきた連載が終了。
「本連載は5月下旬に小社より刊行予定です。」
p.285
Franz Joseph Karl von Habsburg-Lothringen
(1848.12.2-1916.11.21)
https://ja.wikipedia.org/wiki/フランツ・ヨーゼフ1世_(オーストリア皇帝)
「1916年11月、長引く戦
[第一次大戦 1914.7.28-1918.11.11]
に[オーストリア帝]国全体が疲弊し始めた
そのさなか、86歳のフランツ・ヨーゼフは
肺炎に斃れた。
オーストリア皇帝にしてハンガリー国王、
ボヘミア国王、
ダルマチア王、
ガリツィア王、
クロアチア・スラヴォニア王、
イリュリア王、
クラクフ大公、
ケルンテン公、
シレジア公、
うんぬんかんぬんとまだ続く肩書の主の
七十年近い治世は終了した。」
p.282
「第一次大戦はドイツ・オーストリア陣営の大敗で
ようやく決着した。国民の怒りは凄まじく、
革命によってハプスブルグ家の支配は終焉する。
ハンガリー、
チェコスロバキア、
ユーゴスラヴィア、
ポーランドなどが独立し、
オーストリアの
領土は八分の一に、
人口は九分の一に縮まり、
現在の小国に落ち着いた。
かっては帝国の真ん中に位置していた
ウィーンは、オーストリアという国の
東端に位置する形となってしまう。」
p.285
「黄昏のウィーンを絵画で彩った二人の画家は、
まるであらかじめ決められていたかのように、
ふいにこの世から消えてしまった。」
p.285
「老皇帝の死とともに黄昏の残照すら
消えてしまったのだから、クリムトもシーレも
舞台から去ったのは当然かもしれない。
去ったからこそ彼らの作品は一つの時代と
分かちがたく結びつき、語られ、惜しまれるのだろう。」
p.285
Gustav Klimt (1862.7.14-1918.2.6)
https://en.wikipedia.org/wiki/Gustav_Klimt
https://ja.wikipedia.org/wiki/グスタフ・クリムト
Egon Schiele (1890.6.12-1918.10.31)
https://en.wikipedia.org/wiki/Egon_Schiele
https://ja.wikipedia.org/wiki/エゴン・シーレ
グスタフ・クリムトの本棚
登録冊数19冊
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11333645
中野京子の本棚
登録冊数22冊
刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11442729
https://note.com/fe1955/n/nfb0e8238a1ee
中野京子が読み解く画家とモデル 第4回
ピエロ・デラ・フランチェスカと《ウルビーノ公夫妻の肖像》
https://note.com/fe1955/n/n78119a43aa63
中野京子が読み解く画家とモデル 第6回
レンブラントと《バテシバ》
https://note.com/fe1955/n/n353ec2bee132
中野京子が読み解く画家とモデル〈14〉
ギュスターヴ・モローと《ピエタ》
https://note.com/fe1955/n/n0f28510048f9
https://note.com/fe1955/n/nf81e31d72954
https://note.com/fe1955/n/ne1e3bf747335
https://note.com/fe1955/n/ncf2c76aae317
https://note.com/fe1955/n/n8cc645712bcd
https://note.com/fe1955/n/n4917adc590d6
https://note.com/fe1955/n/n757278971a0b
https://note.com/fe1955/n/n78d32d36fcd8
https://note.com/fe1955/n/n66807994acae
https://note.com/fe1955/n/ne32a73a09b8f
https://note.com/fe1955/n/n337d2fd305fe
https://ja.wikipedia.org/wiki/松井今朝子
松井今朝子(1953.9.28- )
「一場(いちじょう)の夢と消え
最終回[第11回]
冬籠もりの斑雪(むらゆき)(三)」
p.490-507
『大塔宮曦鎧
(おおとうのみや あさひのよろい)』
竹田出雲(初代)
松田和吉(のちの文耕堂)
大坂竹本座 享保八年二月(1723.2)
https://ja.wikipedia.org/wiki/大塔宮曦鎧
https://ja.wikipedia.org/wiki/竹田出雲
https://kotobank.jp/word/文耕堂-128442
『関八州繋馬』
近松門左衛門(杉森信盛 1653-1725.1.6)
大坂竹本座 享保九年一月(1724.1)
https://kotobank.jp/word/関八州繫馬-1157341
https://ja.wikipedia.org/wiki/近松門左衛門
「ああ、もう一度さっきの夢の続きを見ようと、
信盛はまた目をふさいだ。
(完)」
p.507
昨年(2023年)五月から読み続けてきた連載が終了。
「この作品は今夏に小社より刊行予定です。」
p.507
読書メーター
松井今朝子の本棚(登録冊数11冊)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11929988
https://note.com/fe1955/n/n07d2273a1a03
https://note.com/fe1955/n/n29b84073f5a3
https://note.com/fe1955/n/n2a2930999414
https://note.com/fe1955/n/nacaa08c07eeb
https://note.com/fe1955/n/naf79bf345ce9
https://note.com/fe1955/n/nc9585ab4b874
https://note.com/fe1955/n/n337d2fd305fe
https://note.com/fe1955/n/n8487b6123407
オール讀物の本棚
登録冊数27冊
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11092057
https://note.com/fe1955/n/n766d60240b79
https://note.com/fe1955/n/na23a2eb002ed
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https://note.com/fe1955/n/nf7b96d51f990
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https://note.com/fe1955/n/n6884d26dc428
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