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勝てる”即日設計”のやり方【就活・大手ゼネコン・組織設計事務所】part3【提案編】

私が知る技術は全て書きます。(何編かに分かれますが、、、)今回の内容はいろんな意味で攻めてます。

↑即日設計に役立つブログを販売しており、有難いことに大変多くの方に購読して頂いているのですが学生の皆様からお金を頂くのは少し心が痛いのでまとめて安く販売することに致しました。このページの内容を含む即日設計関連のすべての記事を読むことができ、提案の作り方から紙面レイアウト、パースの描き方のコツ等幅広い視点からのアドバイスが充実しています。オプションで就活ポートフォリオも購入できます。

目次

提案力という最大の壁

この記事では、即日設計における提案力を高め、魅力的な成果物を生み出す特別な作戦についてご紹介します。即日設計は画力による純粋な表現力だけでなく当日に出題された課題に対してクリティカルな提案をする”提案力が鍵を握ります。

敷地の場所や用途など、無限の組み合わせが考えられる中で、事前に予測することはほぼ不可能です。ひらめき命の一流建築家であっても数時間で名作を生み出すことはできないでしょう。

一方で、得意なオフィスに絞って事前に提案を考える決め打ちのような作戦は、一発勝負では勝率の低い考えだと思います。当日までとてつもない不安感が付きまとうのも精神衛生上よくありません。

即日設計に取り組む学生の皆様の、最も多くの悩みごとになっているのは『当日うまく提案をひらめくことができるか。。。どうか練習でやった課題に近い問題が出てくれ!』ということになります。

また、どれだけ画力の高い芸術系の学生でも、普通の建物をかっこよく描いただけでは高い評価につながりません。提案力だけは他にどれだけ高い能力があってもカバーしきれない永遠の課題とも言えます。

試験当日をイメージした正しい対策

しかし、私が考えたのは、「どんな課題が来ても対応できる提案の準備」という必中必殺の大技です。常軌を逸した話に聞こえるかもしれませんが、これは即日設計の練習問題を何問も解き、そこから生まれた成功確率の高い作戦です。

練習問題を通じて完全オリジナルの作戦を編み出し、当日は心配事も少なく試験に取り組み、自信をもって帰宅することができました。事実として大手ゼネコンの即日設計試験は2回受けて2回通過しております。

この記事で紹介する作戦は、他の受験生が試験日を待つ中、準備を整え、当日自らの提案をしっかりと表現できる利点があります。この作戦に興味をお持ちの方は、詳細をご覧ください。提案力向上の秘訣がきっと見つかることでしょう。

本番をイメージした例題を使って極力わかりやすく説明したいと思います。

以下の例題は過去問ではありませんので、傾向を説明するためのものとしてください。(今私が考えました)

例題: 大阪万博の観光案内所

【大阪万博に向けた観光案内所】

□テーマ

大阪万博を控えた我が国日本。世界規模の祭典に備え、様々な施設が建設され始めています。敷地である京都も観光案内所が建設される都市のひとつである。京都ならではの観光案内所を設計してほしい。

□設計条件
敷地面積:1800㎡
建蔽率:40%

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