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【ドイツ事情】10月29日に夏時間が終了 #404

※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


毎週水曜日はドイツ事情について、私の体験も踏まえてお話しています。


先週の第399回では「ドイツ人女性、一命を取り留める」というテーマでお話しました。


今日は「10月29日に夏時間が終了」というテーマでお話します。


ドイツのタイムゾーンは中央ヨーロッパ時間(CET)で、日本との時差は通常8時間です。

日本のほうが8時間、先に進んでいますので、たとえば日本が正午(12時)の時、ドイツはまだ午前4時です。


毎年、3月の最終日曜日夏時間(die Sommerzeit)が始まります。

3月の最終日曜日(2023年は3月26日)の午前2時になったら、1時間進めて午前3時に変更されます。

その結果、ドイツが夏時間の間は日本との時差は7時間に縮まるわけです。

たとえば日本が正午(12時)の時、ドイツは午前5時になります。


そして10月の最終日曜日(2023年は10月29日)に夏時間が終了します。

10月の最終日曜日の午前3時になったら、1時間遅らせて午前2時に戻されます。

つまりドイツが標準時間に戻り、日本との時差も8時間に戻るわけです。

ドイツだけではなく全てのEU加盟国とスイスで時間変更が行われています。


私はドイツに滞在していた時、この夏時間終了日がちょっとした楽しみでした。
それは1時間余分に眠ることができるからです。

ただし、夏時間の開始日や終了日をうっかり忘れてしまい、電車に乗り遅れたりしないよう気を付けなくてはなりませんでした。


意外だったのは、ドイツ人でも夏時間の開始日や終了日をうっかり忘れて、待ち合わせに遅れてきたり、時間を進めるのか、遅らせるのか分からなくなって互いに聞き合ったりしていることでした。

毎年のことなので慣れていそうなものですが、案外ややこしいみたいですね。


皆さんは、夏時間についてどう思われますか?

それでは、このあとも素敵な1日を!
Einen schönen Tag noch!
Tschüs!


【参考HP】










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『一から始める(やり直す)ドイツ語』白井博士のドイツ語講座
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