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【ドイツ語】ハイデルベルク大学の図書館へ(ドイツひとり旅) #514

※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


先月から新シリーズ:ドイツひとり旅が始まりました。

昨日の第513回では、ハイデルベルクの旧市街かわいすぎる雑貨屋さんに入ってお店のかたと少し言葉を交わしました。


1.場面説明

ハイデルベルク大学の図書館

ドイツの古き良き時代の町並みを楽しみながら散策していると、これまたお城と見間違うような美しく立派な建物が目に飛び込んできました。

https://www.encirclephotos.com/image/heidelberg-university-library-in-heidelberg-germany/

近づいてみると Universitätsbibliothek(大学図書館) と書かれています。

https://www.ub.uni-heidelberg.de/de

ちょうど学生らしき人が来ましたので聞いてみました。

2.使えるドイツ語表現

そこで今日の表現です。まずはどのような意味推測しながら発音しましょう。

あなた:Entschuldigung, darf ich auch reinkommen?

学生:Ja, jeder darf eintreten.

3.単語の説明

rein|kommen は「中へ入る」という意味の分離動詞です。

ein|treten も「(~の中へ)入る、歩み入る、立ち入る」という意味の分離動詞です。

今日の表現を日本語で表すと次のようになります。

あなた:すみません、私も中へ入ってもいいですか?

学生:はい、誰でも入ることを許されていますよ。

4.文法の解説

darf は「話法の助動詞」dürfen の現在形で1人称単数または3人称単数の形でしたね。許可、資格などを示して「~してもよい、~することを許されている」という意味になります。

dürfen については、第161回と162回で詳しく説明しました。


今日の表現の jeder は名詞化して「だれでも、どの人も」という意味になっています。

5.背景知識

大学町としてのハイデルベルクについて

ハイデルベルクは「大学町」としても有名です。
ハイデルベルク大学は1386年に設立されたドイツで最も古い大学で、町中に大学の建物が点在しています。町が活気にあふれているのは、観光客だけではなく多くの若い学生が暮らしているからでしょう。

ちなみにハイデルベルク大学 Universität Heidelberg の正式名は Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg といいます。

日本では学生証がなければ大学図書館にはふつう入ることができませんが、ドイツではたいてい誰でも大学図書館に入ることが許されています。

ハイデルベルク大学の図書館は大学と同じく14世紀に設立されました。
お城のような正面のファサードは、ルネサンス様式とユーゲントシュティールが融合した優美なつくりになっています。

【参考HP】

いかがでしたか?
ハイデルベルク大学の図書館は中も素晴らしく、いろいろと歴史的な資料を見ることもできますので、貴重な体験になると思います。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!

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