【ドイツ語】「ここには綺麗な花々が咲いています」形容詞の格変化 #330
※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
昨日の第329回までで以下の二つの場合の「形容詞の格変化」について説明してきました。
一つ目は
形容詞の前に不定冠詞(類)がある場合、
つまり不定冠詞(類)+形容詞+名詞の場合。
二つ目は
形容詞の前に定冠詞(類)がある場合、
つまり定冠詞(類)+形容詞+名詞の場合。
今日は、最後三つ目の場合について説明します。
三つ目は
形容詞の前に冠詞(類)がない場合です。
つまり形容詞+名詞の場合です。
この場合、冠詞(類)がないので形容詞自体がはっきりとした強い語尾を付けます。
形容詞が定冠詞(類)の代わりに格変化すると考えることもできます。
形容詞自体が dieser 型と同じ語尾変化をするのです。
ただし、男性2格と中性2格は -es ではなく -en となります。
例文を使って確認していきましょう!
「これは良い仕事です」という意味の
Das ist gute Arbeit.
この文では gute というように形容詞自体が語尾 -e を付けて女性1格だということを明確にしているのです。
Arbeit は女性名詞ですよね。
「私は高い熱があります」という意味の
Ich habe hohes Fieber.
この文では hohes というように形容詞自体が語尾 -es を付けて中性4格だということを明確にしているのです。
Fieber は中性名詞です。
「ここには綺麗な花々が咲いています」という意味の
Hier blühen schöne Blumen.
この文では schöne というように形容詞自体が語尾 -e を付けて複数1格だということを明確にしているのです。
Blumen は Blume の複数形ですね。
いかがでしたか?
イメージはつかめたでしょうか。
それでは続きは月曜日に。
Bis Montag.
Tschüs!