見出し画像

【ドイツ語発音】長母音 /ɛː/(Käse)と短母音 /ɛ/(März)#312

※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


昨日の第311回では長母音 /oː/短母音 /ɔ/ について解説し発音練習しました。

今日は長母音 /ɛː/短母音 /ɛ/ の発音について説明します。

これらは、例外としてどちらも同じ母音の長短になります。


長母音 /ɛː/ は第310回で練習した長母音 /eː/ より少し口が開きます。
つまり日本語の「エー」よりも口を縦に開き気味にして、口の形が縦長の逆三角形になるようにします。
もうひとつの方法としては、唇を「アー」の形にして「エー」と言います。
/ɛː/
となります。


まずは変母音 ä と後ろに子音が1つだけある場合です。
発音してみてください。

Käse(チーズ)

Bär(熊)

Väter(父の複数形)



次は変母音 ä の後ろに h が付く場合です。
発音してください。

ähnlich(似ている)

wählen(選ぶ)

Zähne(歯の複数形)


そして外来語の ai もこの音です。
発音してみましょう。

Training(トレーニング)

Airbus(エアバス)



短母音 /ɛ/ は長母音 /ɛː/ を短く発音するだけです。 
/ɛː/
 
となります。


まずは e の後ろに子音が2つ以上続く場合です。
発音してください。

Teller(皿)

Welle(波)

nennen(名づける)


次は ä の後ろに子音が2つ以上続く場合です。
発音しましょう。

März(3月)

Äpfel(リンゴの複数形)


いかがでしたか?
何度か繰り返して単語もついでに覚えてしまいましょう。


それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!

いいなと思ったら応援しよう!

『一から始める(やり直す)ドイツ語』白井博士のドイツ語講座
この講座が有益だと思ってくださったかたは、是非サポートをよろしくお願いいたします。いただいたサポートは講座の継続や改善に向けて研究活動費として大切に使わせていただきます。