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【ドイツ語】「受動態」まとめ #454

※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


第440回から453回まで「受動態」について説明してきました。


今日は、そのまとめです。


動作受動」と「状態受動」があり、はっきり分けて使うのでしたね。

動作受動行為がなされることを表し、状態受動行為による結果の状態を表します。


作りかたは、
動作受動
他動詞および自動詞の過去分詞+werden 
状態受動他動詞の過去分詞+sein
となります。


過去のことを表すときは、werden, sein をそれぞれ過去形にすればよいだけです。


動作受動の場合
「誰々が~する」という能動文の「誰々が」という主語、つまり動作主 von + 3格の形で示されます。

たとえば
「その絵はある有名な画家によって描かれた」はどう言いましたか?




Das Bild wurde von einem bekannten Maler gemalt.
でしたね。


人(や動物)によってではなく災害や事件などの「出来事によって」それがされた場合は durch + 4格の形が用いられます。

たとえば「多くの家が台風によって破壊された」なら、どう言いましたか?




Viele Häuser wurden durch einen Taifun zerstört.
でしたね。


「道具・手段よって」それがされた場合は mit + 3格の形で表されます。

たとえば「その手紙は万年筆で書かれていました」はどう言いましたか?




Der Brief wurde mit einem Füller geschrieben.
でしたね。


状態受動の場合は、結果の状態に焦点があてられますので動作主(誰によって)はふつう言われません


最後に、自動詞の受動では、主語が無い文になることも説明しました。
たとえば
Sonntags wird nicht gearbeitet.
となるのでしたね。


いかがでしたか?
忘れていたところがあれば、復習してもらえると嬉しいです。


それからお知らせですが、来週の講座は諸事情によりお休みします。
再来週の月曜日は祝日ですので、次は2月13日(火曜日)にお届けする予定です。


それでは、良い週末を!
Ein schönes Wochenende!
Tschüs!



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『一から始める(やり直す)ドイツ語』白井博士のドイツ語講座
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