【ドイツ語】「紅茶は美味しい」形容詞の格変化 #331
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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
前回の第330回では、形容詞の前に冠詞(類)がない場合、つまり形容詞+名詞の場合の「形容詞の格変化」について説明しました。
今日はその続きです。
冠詞(類)がないので形容詞自体がはっきりとした強い語尾を付けるのでしたね。
形容詞が定冠詞(類)の代わりに格変化すると考えることもできると説明しました。
もう少し、例文を使って確認したうえで、言い換え練習もしていきましょう。
今日は男性名詞の場合です。
「紅茶は美味しいです」という意味の
Schwarzer Tee schmeckt gut.
この文では schwarzer というように形容詞自体が語尾 -er を付けて男性1格だということを明確にしています。
紅茶のことを、日本語では「紅いお茶」と書きますが、ドイツ語では「黒いお茶」と表現します。
また、日本では「お茶」というと一般的に「緑茶」を指しますが、ドイツで Tee というと一般的に Schwarzer Tee を指します。
それでは紅茶を緑茶にかえて「緑茶は美味しいです」はどう言うと思いますか?
Grüner Tee schmeckt gut.
ですね。
「温かいコーヒーは美味しいです」はどう言うでしょう?
Warmer Kaffee schmeckt gut.
ですね。
紅茶を飲むのが好きなら
Ich trinke gern schwarzen Tee.
と言います。
この文では schwarzen というように形容詞自体が語尾 -en を付けて男性4格だということを明確にしています。
それでは、紅茶を緑茶にかえて、緑茶を飲むのが好きならどう言いますか?
Ich trinke gern grünen Tee.
ですね。
温かいコーヒーを飲むのが好きなら、どう言うでしょう?
Ich trinke gern warmen Kaffee.
ですね。
いかがでしたか?
明日は中性名詞の場合を練習する予定です。
それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!