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【ドイツ語】レイトチェックアウト(ドイツひとり旅)#536
※ 音声はコチラ↓
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
stand.fm の音声と note でのスペルや書き起こし、この両方を使っていただくと効果的です。
第535回では1週間のまとめとチェックをしました。
1.場面説明
もう少しホテルでゆっくりしたい
今日はシュトゥットガルトを発ちます。予定どおりの時間に起きたのですが、昨夜はベッドに入るのが遅かったせいか身体がだるく感じます。もう少しホテルでゆっくりしたいと思い、フロントに電話をかけて聞いてみました。
2.使えるドイツ語表現
そこで今日の表現です。どのような意味か推測しながら発音しましょう。
まずは一文ずつ。
Hallo, ich möchte die Abreisezeit bis 12 Uhr verlängern.
Wäre das möglich?
それでは、全体を。
Hallo, ich möchte die Abreisezeit bis 12 Uhr verlängern. Wäre das möglich?
3.発音のポイント
非分離前つづり ver- の発音について
非分離動詞の前つづりはアクセントをもちません。
verlängern [fɛrlɛŋɐrn] ではなく verlängern [fɛrlɛŋɐrn] となります。
また、このとき「フェア」と「ェ」が強く入らないように注意しましょう。「ファ」のほうが実際の発音に近くなります。
発音してみましょう。
verlängern
4.単語の説明
die Abreisezeit は die Abreise「(旅行のための)出発」 と die Zeit(時間)との合成語です。
verlängern は「延長する」という意味です。
möglich は「可能な」という意味の形容詞です。
今日の表現を日本語で表すと次のようになります。
「出発を12時まで延長したいのですが、可能でしょうか?」
5.文法の復習
接続法第2式の婉曲話法について
Wäre das möglich? の wäre は sein の接続法第2式で婉曲話法です。
Ist das möglich? と言ってもいいのですが、丁寧に表現したい時は婉曲話法にしましょう。
接続法第2式を使うことによって、事実ではなく「もし~ならば」という仮定的なニュアンスが入りますから、控えめで遠慮がちな表現になります。
はっきり断定するのではなく、仮定・推量の形で遠回しに言うので、丁寧さを表現することができるのです。
第421回で詳しく説明しました。
いかがでしたか。
チェックアウトの時間は10時や11時までが多いのですが、空室状況によって延長できますので、フロントに聞いてみましょう。
その際、料金がいくらかかるかも確認しておくと良いでしょう。
それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!
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