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【ドイツ事情】トイレのドアに「D」と「H」、どちらへ入る?#268

※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


毎週水曜日はドイツ事情について、私の体験も踏まえてお話しています。


先週は「トイレの場所が違う」というテーマでお話しました。


今日は「トイレのドアに「D」と「H」、どちらへ入る?」というテーマでお話します。


ドイツでは一般的にトイレは Toilette または WC と表示されています。
たまに、数字で 00 と書かれていることもあります。


カフェやレストランでトイレの場所が分からなければ、店員さんに聞きましょう。

一番簡単な聞き方としては
Wo ist die Toilette?
という表現を覚えておきましょう。


トイレを見つけても安心できないことがあります。


それはトイレのドアを見ても、どちらが男性用か女性用か分からないという問題です。


性別記号のピクトグラムで男女が表されている場合はすぐ分かりますが、「D」と「H」しか書かれていない場合があるのです。


さて、どちらに入ればよいでしょうか?


「D」は Damen の頭文字で、「H」 Herren の頭文字です。


「Damen」「Herren」と略さずに書かれていても、ドイツ語を知らなければ困ってしまいます。


実際、誰かが来るまで我慢して待っていたとか、間違って入ってしまって慌てて出てきたという話もよく聞きます。


「Damen」の men を見て、英語の知識から「Damen」が男性用だと思ってしまう人が多いのです。


しかし「Damen」は女性用です。
ドイツ語で「ご婦人、女性」のことを die Dame といい、複数形が die Damen となります。


「紳士、男性」のことは der Herr といい、複数形が die Herren となります。


ドイツへ行ったら、女性のかたは「Damen」または「D」男性のかたは「Herren」または「H」と書かれたほうへ間違わないで入ってくださいね。


それでは、このあとも素敵な1日を!
Einen schönen Tag noch!
Tschüs!


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『一から始める(やり直す)ドイツ語』白井博士のドイツ語講座
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