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【ドイツ語】接続法第2式の作り方 #412

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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


昨日の第411回では接続法の時制を踏まえて練習しました。


これまで接続法第1式について説明してきましたが、今日から接続法第2式について説明します。


まずは作り方からです。


接続法第2式過去基本形をもとにして作ります。

第1式と同じように第2式も語尾に必ず-e が入ります。

ただし、過去基本形が -e で終わっている場合は、さらに -e を加える必要はありません。
たとえば wurde, spielte などです。

不規則動詞の場合、過去基本形の幹母音が a, o, u であればウムラウトさせます。
たとえば
lasläse
mochtemöchte
wurdewürde
となるわけです。


いくつか例をあげて人称変化を確認しましょう。


規則動詞人称変化は次のようになります。

                spielen 
ich           spielte
du            spieltest
er/sie/es  spielte
wir           spielten
ihr            spieltet
sie/Sie      spielten

つまり直接法の過去人称変化と全く同じなのです。



不規則動詞人称変化は次のようになります。

たとえば sein なら過去基本形は war です。
war の幹母音 a をウムラウトさせて wär となり、-e を付けて wäre にします。
あとは以下のように人称語尾を付けるだけです。

                  sein
ich             wäre
du              wärest
er/sie/es    wäre
wir             wären
ihr             wäret
sie/Sie       wären


haben なら過去基本形は hatte です。
hatte の幹母音 a をウムラウトさせて hätte となります。
-e で終わっていますので、さらに -e を加える必要はありません。
あとは以下のように人称語尾を付けるだけです。

                haben
ich            hätte
du             hättest
er/sie/es   hätte
wir            hätten
ihr            hättet
sie/Sie      hätten


今日はここまでを頭に入れておいてくださいね。


それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!


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