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【ドイツ語】最上級で口調上の e が入る(比較表現) #255

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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。

第253回ではポイントの一つ目として「ウムラウトする比較級・最上級」について解説し練習しました。

今日はポイントの二つ目「最上級で口調上の e が入る」場合についてです。

一般に原級が -t, -d, -ss, -ß, -z, -sch で終わる形容詞の場合、最上級で語尾に -st を付けると発音しにくくなるため -st の前に口調上の e が入ります。

たとえば「軽い」という意味の leicht を最上級にする時 -st を付けるだけだと leichtst と発音しづらいですよね。

そこで -st の前に口調上の e が入って
leichtest となるわけです。

比較級は -er を付けるだけです。
もう e が入っていますからね。

つまり
leicht の比較級
leichter
最上級
leichtest
となります。

ただし、使用上の揺れがありますので、単語によっては e が入らない場合もあります。
正確を期するときは辞書で確認しましょう。


それでは、いくつか練習してみましょう!


「熱い、暑い」という意味の
heiß 比較級はどうなりますか?


heißer
ですね。

最上級はどうなると思いますか?

heißest
ですね。



「きれいな、かわいい」という意味の
hübsch 比較級はどうなりますか?


hübscher
ですね。

最上級はどうでしょう?


hübschest
ですね。



「古い」という意味の
alt 比較級はどうなりますか?


älter
ですね。
前回練習したとおり、ウムラウトすることも忘れないでくださいね。

最上級はどうなるでしょう?


ältest
ですね。



あともうひとつ「短い」という意味の
kurz 比較級はどうなりますか?


kürzer
ですね。

最上級はどうでしょう?


kürzest
ですね。


いかがでしたか?
何度か声に出して練習してくださいね。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!



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