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【ドイツ事情】絶対、鼻をすすってはいけない! #165
※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています.
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ.
白井宏美です.
毎週水曜日はドイツ事情について私の体験も踏まえてお話しています.
先週の第160回では「もう快適な冬は過ごせない!?」というテーマでお話しました.
寒くなると鼻水が出ることもありますよね。
今日は、ドイツでは「絶対、鼻をすすってはいけない!」というテーマでお話します.
日本では人前で、鼻をすするより音をたてて鼻をかむほうが恥ずかしいと思いがちですが、ドイツでは正反対です。
人前でも思い切り鼻をかみます。
その音がすごいのです。
最初、聞いた時はどこかで象が鳴いたのかと思うほどでした。
おおげさではなく本当に「ぱおぉぉぉぉ~」という音なのです。
そんなに大きな音をたてなくても・・・といつも思っていました。
どうすれば、あのような音がたてられるのか不思議なんですよね。
とにかく鼻をすするのは本当に嫌がられます。
私もちょっと鼻をすすっただけで、ティッシュを差し出されることがよくありました。
特に食事中はご法度です。
ドイツのカフェやレストランでは、鼻をかむ音がよく聞こえてきます。
日本では食事中に人前で鼻をかむほうが、はばかられますよね。
これは、なかなか慣れるまで時間がかかりました。
ところで、体にはどちらが良いのでしょうか?
耳鼻科医によりますと、鼻のかみ方は「片方ずつ」「強くかみすぎない」がポイントとのことです。
「あんなに大きな音が出るということは、強くかみすぎなのでは?」と心配になります。
しかし、もっと悪いのは鼻をすすすることのようです!
中耳炎になって、骨を溶かし難聴やめまいなどを起こす恐れがあるとのことです。
ということで、特にドイツでは絶対に鼻をすすらないようにしたいですが、鼻のかみ方は真似せず、やさしくかみましょう。
それでは,また明日.
Bis morgen.
Tschüs!
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