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【ドイツ語】宮殿広場のベンチで(ドイツひとり旅) #528
画像引用:Schlossplatz | Landeshauptstadt Stuttgart
※ 音声はコチラ↓
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
stand.fm の音声と note でのスペルや書き起こし、この両方を使っていただくと効果的です。
昨日の第527回では、シュトゥットガルトの Markthalle に行き、生ハムの原木がいくつも吊るされているお店で生ハムを数種類、試食させてもらいました。
1.場面説明
Schlossplatz(宮殿広場)のベンチ
試食させてもらった中で一番おいしいと思った生ハムを購入しました。お天気もいいのでピクニックをしたくなり、 Roggenbrötchen も買ってSchlossplatz(宮殿広場)へ向かいました。美しい広場に到着すると多くの人が芝生の上でピクニックしています。ベンチも見つけましたが、ひとり座っていらっしゃいました。
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2.使えるドイツ語表現
そこで今日の表現です。まずはどのような意味か推測しながら発音しましょう。
Hallo, darf ich mich hier hinsetzen?
3.単語の説明
hin|setzen は分離動詞で、前つづりは hin です。
「~を座らせる」という意味の他動詞です。
今日の表現を日本語で表すと次のようになります。
「ここに座ってもいいですか?」
4.文法の復習
再帰動詞について
hinsetzen は「座らせる」という他動詞ですが、これに再帰代名詞を結びつけて sich hinsetzen とすると「自らを座らせる」つまりは「座る」という意味になり、自動詞的な表現になるのです。
このように、動作・行為が他の人にではなく「自ら(主語自身)」に再び帰って来るので「再帰動詞」と呼ばれます。
今日の表現では再帰代名詞 mich が使われていますので「私を座らせる」つまり「私が座る」となるわけです。
第285回で詳しく説明しました。
5.背景知識
Schlossplatz について
この Schlossplatz はシュトゥットガルトの中心にあります。十字に交差する小道と色とりどりの花が咲き誇るバロック庭園は、まさに緑の宝石のようです。
1863年にヴィルヘルム1世を記念して設置された美しい噴水もあり、暑い日には多くの市民がここで涼んでいます。
周囲を360度見回すと、 旧宮殿、新宮殿、Königsbau、美術館などなど、シュトゥットガルトで最も美しく重要な建物に囲まれています。中世と現代が見事に調和している景色を眺めることができるのです。
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いかがでしたか?
日本の「察する文化」に対して、ドイツは「はっきり伝える文化」ですから、黙っていないで声をかけるということが大事な場面がよくあります。
それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!
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