見出し画像

練習メニューのご紹介(基礎練習)

時々ご質問を頂くため2025年は少しだけ自身の頭の整理もかねて、毎日記録に残している指導案の中から一部をコチラで公開していきます。

⚽️概要

⚽️メモ

サッカーをボールを蹴るスポーツ。
だからこそボールを止める技術・蹴る技術をもっと大切にしないといけない。
一概に基礎練習といっても色々なやり方があって、ポピュラーな方法としては2人1組ボール1個で行う、対面形式のものが一般的。

ブラジルに行くと『上手い』現地の子供達が、まさに決死の表情で対面形式の反復練習をしている光景が印象に強く残る。このモチベーションも『取り組みの姿勢』としては大切だと思う。

ただ、反復練習をルーティン化して継続的に行うのは、どこか味気なくて面白くないのも事実で、昨今の日本の子供達は複雑化した練習メニューに慣れていたりもするので、単調なメニューだとやはり楽しんでやってくれない事もしばしば。

そんな時、自分が子供達に提供して盛り上がるメニューの1つがこれ。

12m×12mといっても3人の距離はコンパクトに保たせるのがポイント。
どんな時に近づき、どんな時に離れたら良いか?
受け手と出し手の関係性はどうか?
鬼との駆け引きは出来ているか?
3人目のサポート選手との意思疎通は出来ているか等。

中級者くらいだと、最初は手でボールを持っている選手がなかなか上手くパスを出せないかも。。。

自分なりに気に入っているのは、動きながらのコントロールと言われてもなかなか対面形式で行う動作はリアリティに欠ける事が多い。これを3vs1のボール回しと合体させる事でその『動きながら』によりリアリティが付け加えられたと思っています。

少し上級者向けのメニューだけど、基礎練習の方法をワンバウンドのボールに変更してみたりすると、中級者でも十分に楽しむ事が可能です。リターンするパスの精度を拘らせたい時は、リターンボールを胸でトラップ出来たら1点という形式や、リターンボールを更にダイレクトキックでリターン出来たら1点という形式に変更すると、コントロールにより精密さを求める事が出来たと感じています。

初心者の場合は、こんな複雑なメニューにしない方が良いです。

皆で楽しく、上達をしていきましょう。

Buen apetito

いいなと思ったら応援しよう!