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練習メニューのご紹介(ボール回し)

時々ご質問を頂くため2025年は少しだけ自身の頭の整理もかねて、毎日記録に残している指導案の中から一部をコチラで公開していこうシリーズ第二弾。

調子に乗って連投しているものの、絶対にペースは落ちます。
予めご承知おきを。

⚽️概要

⚽️メモ

ボールはある。人もいる。
でもゴールがない。コーンがない。
なんならスペースもあんまりない。

という時に、こうなる方も多い筈。
『よしボール回しをしよう!』

通称『とりかご』ですね。

個人的にはこのボール回しがサッカーの全てなんじゃないかと思う位4vs2・5vs2は大事にしているし、シンプルに、好き。あとはミニゲーム。

ただそこにもう少しトレーニングっ“ぽい”要素を加えたいな、という方に1つのご提案がこれ。

2グリッドの4vs1を1つにまとめて、1人の選手を両グリッドに対応する選手として設定するだけ。

普段の形式と少し変わり、刺激の内容がちょっとばかり増えるだけで、特に中級者程度の子供達には予想以上の混乱が生じます。

【普段よりも受け手の状態やイメージをみないといけなくなる】

たったそれだけの『当たり前』の事が意外と出来ない事を確認する事ができるのではないでしょうか。

加えて

我々は【複数の刺激を同時に】という事をトレーニング作成の軸にしているので、ビブスで色分けしてルールを追加したり、3グリッドを合体させて10vs4といった形式に変えたりもします。

ビブスで色分けするメリットとしては、単に『目的・ゴール』の設定というのは勿論ですが、その他にも鬼の変更により各グリッドのメンバーや配置が変わるので、『どこに出す時はこう』みたいな感じで対処法を頭に固定して覚えて対応する事が出来なくなったりもします。

じゃあどうすれば??
そういった攻略法の模索を選手に楽しんで貰いながら、子供達が楽しく遊んでいたら自然と上手くなっていた、という環境作りを常に追い求めていきたいものです。

自分がそう教わってきたから。

Buen apetito

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