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呪縛から抜け出したい女

自律神経失調症かもしれない話をします。


仕事も落ち着いていて
日記の下書きが作れちゃうほど余裕があって

人の入れ替わりループも止まったし
安心して休みをとれるぐらい後輩も成長した。

人の心を持ってなかった上司も異動になって
今の上司は思いやりがあるし

言いたいことも言えないポイズンな会社を辞めて
別の会社から同じ職場に戻って
やりがいのある仕事を続けられるというありがたい環境まで手に入れた。というか取り戻せた。


200億年ぶりにできた彼氏はとても優しいし
大切にしてもらえている実感もある

親からの反対もなく
ゆっくり恋愛ができていると思う。

その状況が信じられなくて
毎朝、全てが夢だったらどうしよう…と不安に駆られては、目覚めと同時に昨晩のLINEが幻じゃなかったかどうかを確認する日々は続いているけども

彼との出逢いは
これまで仕事や介護や実家での暮らしを頑張ってきたご褒美じゃないかな、と思ってしまうほど 心が満たされていると感じられている。



1か月前から続いている左手のしびれが
結局のところ「原因不明」という結果に落ち着いて

異常がないだけに様子を見るしかない という医師の指示のもと、おとなしく様子を見ながら共存しているわけなんだけど


原因不明の不調ってやつは
大体【自律神経失調症】であることが多いそうで

まぁ調べてみたら、どんなチェックリストを試しても9割引っかかるし

もう当たり前のように共存していた
疲労感、めまい、耳鳴り、発汗、頻尿、ひどい肩こり、冷え、ほてり・微熱が続く、片頭痛、下痢、手足のしびれ、動悸・息切れ、息苦しさ、焦燥感、不安感、膨満感・・・

(当てはまるものだけ抜粋してますが我ながら多すぎる)

の症状も、自律神経失調症によるものだと考えれば全てが繋がった。



食生活や生活リズムには気を付けているし
運動不足は自覚している上に、ピルによる血栓症を防ぐために毎日ストレッチと筋トレは欠かさないで続けているし

煙草も吸わないし、もうお酒も長らく飲んでない。

そうなると消去法で原因は「ストレス」ということになるわけで


今の私にとって
何がストレスなんだろうと、数日間考えた。



************



私はいつまでも
心のどこかで 目の前の幸せを受け止めきれない。


「自分が幸せだと思うことを優先する」
「自分自身が後悔しない方を選ぶ」

そんなことを意図的に選択しようと努力してきたものの

努力の振り切る幅が広いほどに戻ってくる反動も強くて

時折、ひとりになると
訳もなく泣いたりしてしまう。

近すぎる実家と
そこにいる母親の存在が大きすぎて

実際恋愛においては
別に反対されているわけでも邪魔されてるわけでもないのに


積み重ねてきた経験と先入観で 常に怯えている。


家に連れ込むことだって(言い方)

自分の家だし 自分の自由だし 好きにすりゃいいんだけど
私の恋愛自体や、その相手に対する拒絶&敵対心が強すぎる母のイメージが消えなくて

一緒にいても なんだか発作のように思い出して不安になってしまう。



ただ寄り添える幸せを、満喫したくても

記憶と思い出が邪魔をして
自分自身がそれを、許してくれない。


素直に好きだと言えない事も
その一部かもしれないな、と思った時に


いろんな心と体の不調を全部ひっくるめて
全部結局は精神的な問題なのかもしれないな、と思った。




いつの間に私はこんなに
母親の呪縛から抜け出せなくなってしまったのか



結婚や出産
それぞれの家庭で家族として暮らすこと

憧れがないと言えば嘘になるけど

日常として生活している妹たちと過ごしていると、なんだか非常に取り残されたような気持ちになるのはずっとら変わらない。


甥っ子たちは、読んで字の如く目に入れても痛くないぐらい可愛いし、命に変えても守りたいと思える存在なのに

離れた途端に、ほっとしてしまう自分がいるのも事実で

妹たちや甥っ子たちと過ごす時間や空間や、そのプランのベースには必ずと言っていい程 母からの無言の圧力があって

母に呼ばれてそこにいるだけで

私が望んで
妹たちが望んで
甥っ子たちが望んで
そこにいるわけじゃないんだと感じてしまうのが辛いのかもしれない。

呼ばれなくても会いたいけど
自分が思う前に、本人が希望する前に
母が指示することに従う自分が許せないのかもしれない。


そんな事の積み重ねで
一緒にいたいはずの甥っ子たちとの時間や
助けてあげたいはずの妹たちとの時間が

心から楽しめなくなってしまっている自分に気付いていて、それがとても苦しくて、とても悲しい。



根本的なストレスを改善するためには
プロの力を借りなければならないんだろうか。

そうでもして解消することで
もっと私は楽に生きられるのかもしれないし
もっと幸せを素直に感じられるのかもしれない。

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