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大切なのはスピードではないんだけどもこの波に乗りたい話

紛失したブレスレットは出てきたし
10月の出張も延期になった。

あとは二人暮らしのお部屋が決まれば2022年度は完結だ(?)


荷物が多すぎるらしい元コレクターの恋人タミオ氏との二人暮らし計画、方位学のトラップにハマッたり、仕事の都合で延期やキャンセルになったりしてなかなかご縁に恵まれない現在ですが

どうにか無駄に倉庫を借りずにお部屋探しをクリアしたい。

お父様からの指令(という名の助言)により
10月末までに荷物を実家から出すというミッションを科せられたおかげで、内覧予約のスピードだけが早まっている。あくまで予約だけ。内覧は実質できていない。

そして本日、私が仕事を制覇した後に久々の内覧が待っている。
方角的にはクリア、実家や会社からの距離も大して離れず、キレイかどうかは見なきゃわからないけど 築年数は今住んでいるマンションより若い2LDKのお部屋。


これまでの候補と比べるとちょっと狭い気はするけど
駐車場もあって、物件資料には書いてないけどエアコンも退去後に付く予定らしく、ベランダで虫と戦う必要のない浴室乾燥機がついている。
そして何より、初期費用が安い。

気になる物件はあと2~3個あるんだけど、個人的にはここで決められたらな と思っている。

いずれ一軒家が欲しいという夢はやはり変わらないようだ。
それなら今回引っ越す物件は 確実に一時的な住まいになるわけで、少しくらい狭くても古くても、ミッション期限内にできるだけ安価に引っ越せる物件としては申し分ないんではなかろうか。

あとは本人を勢いづけるテクニックは私にかかっている。(はず)



二人暮らしの生活に、不安が全くないわけではない。
まぁでもそれって、一人で別の部屋に引っ越す場合でも、例えば転職した場合でも、何なら短期の出張に行く場合でも起こりうる不安と同じで
未知の世界で何が起きるかわからないという想像は、楽しみでもあり恐怖でもある。

要するに環境が変わること、生活が変わることに自分が適用できるのかどうか、その場所というよりは そこで感じるかもしれないストレスに対する不安なのかもしれない。

きっとそれは、まだ実家から出たことのないタミオ君は私以上に感じていると思うし、二人暮らしが楽しみなことももちろん伝わってくるけれど、それ以上に重い腰が上がらないのもわかる。何度もnoteには書き綴ってきた通り、今の生活はとても恵まれているから。

満たされた環境から抜け出すなんて、勇気がいるに決まっている。
たとえ抜け出したい理由があったとしても、今の居心地が良ければ現状維持したい気持ちが出てきてしまうのは仕方ない。


だからこそ、お父様が背中を押してくれたのはとても嬉しく思っているし、ちゃんとそのチャンスを無駄にしないようにしたい。

【背中を押してくれている】という捉え方も、もしかしたら勘違いかもしれないけど。笑



私自身も、今の生活に満足していないわけではないし決して不自由でもない。

今は今で大切で幸せで、そのことをちゃんと噛みしめてきたつもり。
なかなか進展しないことに対する自分への慰めとして そういう心持ちでいるよう努力してきた部分もある。

ちゃんと幸せを実感できたことで、進展しないことに必要以上に落ち込むこともなく、進展できることを単純に喜べる理由にもなっている気がする。



最近めっきり、「DINKS」や「子なし夫婦」についての記事を読むようになった。読んだり書いたりしてるからオススメもされる。

元々、二人暮らしを考え出した頃に
諸々の手続きを一度で済ませちゃうために、住所と名前を一緒に変更してしまおうじゃないか と計画をしていた我々であったが

今回、お父様からの粋な計らいにより(?)10月末で家を追い出されることとなり急遽お部屋探しが加速した。
妥協したくないなんて言ってはいられなくなった という状況は、タミオ君にとっては必要なミッションだったとも思うけれど

1か月の期間でもし部屋が決まって引っ越しすることになったとして、必要なご挨拶や最低限のしきたりをすっ飛ばすわけにはいかないという判断で、同時期に籍を入れることは見送ることにした。


『このタイミングで籍を入れなかったら、もう多分きっかけなんてないよ。』って、タミオ君を知る人は言う。私もそう思う。

しかしながら私も自分に子供ができない原因がある以上、結婚を急かすつもりはなかったし、こちらから望んではいけないような気もしている。

そんなこと考える必要は、きっとないんだろうけど。


引っ越しのタイミングで籍を入れないことも
籍を入れた後に妊活しないことも

別に何かに逆らってるわけじゃなければ
誰に迷惑かけることでもないのにね。


何度書き綴っても、上手に言語化はできないし
私の日記を読んでくれている方には毎回同じこと書いてあるという印象を与えているのではないかと思ったりもする。

実際何回も同じこと書いてると思うんだけど
私は書きなぐることによって都度アタマン中を整理しているので、そっと閉じて頂くか、何回も同じこと考えちゃうぐらい繊細な問題なんだな、ガンバレ代わりのいいね(ハート)みたいなことして頂けたら救われたりします。いつもありがとうございます。



先日、携帯の不調で私にSOSしてきた
月1ペースで食事をしている異性のマブダチ(かつて共に婚活に励んでいた同級生)が、最近とあるオンラインサロンに入って、そのオフ会なる場所に参加するために一人で全国あっちこっち旅をしているらしく
それが楽しくて仕方ないんだそうだ。

結婚したらこういう自由な行動もできなくなるんだろうな、と思うと再び結婚願望が消えてしまった と言い、登録して半年もたたない結婚相談所を退会していた。


このまま一人で年を取った時に、あの時もう少し頑張ってたらよかったな…って思うのが嫌で婚活したけど、そもそも結婚願望が強くないのに続かない。だからいつか後悔するかもしれない。 と言っていた。

私も今から3~4年ほど前は同じ気持ちで婚活に励んでいた。
いつか後悔するかもしれない自分のためにする婚活は、大して願望が強くなかった自分にとって苦痛に感じることもあった。


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実際に相手ができて、先を見据えて交際を続けている今、将来に対する心配が消えたわけではない。

我々は子供がいないし、できる予定もないから
老々介護になる可能性だって大いにあるし、二人とも一般的には多くはない給料でいつまで働き続けられるのかもわからない。


一人より二人は安心だし、何よりも楽しい。

一人の時に感じていた寂しさや不安はなくなったかもしれないけど、二人になったことで初めて抱える悩みだってあるわけで、人間はきっと生涯なんらかの苦悩を抱えながら生きていくものなのだよ。
だから、いつか後悔するかもしれない可能性にフォーカスするよりも、今後悔しないように 過ごす方が人生ってやつは充実するんでないのかい。

だって
婚活してた時より
彼女がいた時より
今の方がずっと楽しいでしょ?



って、聞いたら
間違いなく今が一番楽しい と言って、その日の食事を全額奢ってくれた。

心もお腹も満たされて帰っていく友人に手を振って
私は毎度(同じ人とは言え)異性の友人と二人で食事に行くことを快諾してくれる恋人タミオ君に ただいま スタンプを送る。

まだ20時なのに、タミオ君は寝ている。

そんな日々がとても愛おしく感じたりする。




なんだか話が逸れたけど
今日はさっさと仕事を切り上げて定時脱獄を図って

久々の内覧、楽しんで参ります。



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