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幸せな日々とは特別感のない時間だったりする話

最近恋人タミオ氏から、生で&中に放出することに憧れを抱いているような発言が見られる。

あ、アダルトな話です。

先日タミオ君は、大量のコンドームを持参した。
これまで利用履歴のあるものから、初使用となる気になるやつを含めて、こんなにいっぺんに買ったんか ってぐらい持ってきた。

だから実際のところ生でしようとしているわけではないものの、やはり興味はあるんであろう。わかるよ。私もあるよ。

あるけど現実的に何か起きてからではダメだろ、大人なんだから。っていうだけの話。

タミ『やっぱり中に出されたらわかるんかな?わかるよね多分』

ミコ『どうだろ、したことないからわからん。』

タミ『もし中に出そうとしたらどうする?』

ミコ『首根っこ掴んで どういうつもりだ、覚悟はあんのか?って聞く。』

タミ『そりゃそうだよね。』

ミコ『なに、子供が欲しくなった?』

タミ『俺は御子ちゃんと二人で暮らしたい!邪魔者はいらない!!』

ミコ『邪魔者はやめんかい』

タミ『だって子供が生まれたら御子ちゃんはそっちに気持ちが行っちゃって俺に興味がなくなるんでしょ、〇〇ちゃん(次女)みたいに…笑』

ミコ『そうかもね…笑』


言ってることはしょーもない。

しかしタミオ君の口からハッキリ【子供はいらない】と取れる言葉が聞けたのは初めてだったから、なんだか安心した自分もいた。

年齢的に、身体的に、子供ができる可能性は限りなく低いし
金銭的に、精神的に、子供がいない方が平和に暮らせる確信だってある。

しかしどこかで
子供がいる生活に憧れがないわけでもなくて
タミオ君との間にできる子供に興味がないわけでもなくて
妊活を頑張らないと決めたことを後悔しないと言い切れる自信もない。

永遠に付き纏うであろう、ほんの少しの罪悪感が
タミオ君の愛情と幼さで、軽減されたような気がしてしまう。


それでいいのかもな、結果的に。

答えが出ない、正解はわからない問題だから。

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3連休最終日の昨日
休みが重なったタミオ君と、新発掘物件の内覧に行ってきた。

お世話になっているミニミニでは管理していない、別の不動産屋専任のマンション。築年数は古いけど、リノベーションされていて中はとても綺麗だった。

予定していた部屋とは別の階にも一つ空きがあるとのことで、2部屋見せてもらった。内装も間取りもだいぶ違ったけど、どっちもそれぞれに良さがあってとても迷った。

お世話になっているミニミニへの御恩を一旦忘れて、先日見た「内覧した部屋は決まっちゃったけど退去予定のもう一部屋が同じ間取り」のマンションが、見た部屋と同じぐらい綺麗だった場合にどれが一番いいか を問うたところ
二人の意見としては前回内覧したマンションの方で一致した。

これで目ぼしい物件は制覇できたので
やっぱり前回のマンションを退去後の内覧して確定するかどうかを決めることに。


午前中に内覧を済ませ、お昼ご飯を外で食べた。せっかくだからと言って頼んでくれたデザートを、なんか贅沢だね!って笑いながら一緒に食べた。
ダイソーとニトリで必要な日用品を漁り、スーパーで買い物をして夕飯を家で作って食べた。

ご飯を作る間、ダイソーで買った換気扇フィルターをタミオ君に張り替えてもらったりなどした。

思った以上に早くご飯もできて食べ終わってしまい
疲れ果てて寝ているタミオ君にしばし寄り添ったり愛でるなどし
その後一緒にお風呂に入って毎度のことながら幼稚園児並みに早寝した。

健康的で平穏で幸せな生活。


『本当は会うたびに、何なら目が合う度にしたいのに、1日空いたらセックスレスだ!』
などと言いながらタミオ君は寝た。

目が合う度には無理だけど
そう思ってくれてんならありがたい話なのかもね。


付き合う前にカミングアウトされた、性欲が強すぎる説も
何が普通なのか異常なのか私自身わかってない部分はあろうとも、普通なんじゃないかしらと思っていた。なぜなら私が対応できる範疇だったから。

しかし実際はある程度我慢してくれているだけで、本当に 本当は、強いのかもしれないと感じる今日この頃。
一緒に過ごす時間が長くなって、信頼関係を築き上げられたからこそ素直に表現されるタミオ君の言葉や行動が、本質に触れるようになってきている。

立ち向かえるかどうかは別として、これはパートナーとして嬉しい兆候である。私は今後もいろんな意味で満足させてあげられるように努力やコミュニケーションを惜しまず技を磨きたい(日々鍛錬)


ということで、とても充実した3連休の最終日を過ごし
いつものように仕事に送り出して私も仕事に励んでいる。

この部屋から、このベランダからタミオ君を見送るのも もう少しかな…なんて思いながら手を振ったりして。



幸せってこういうことを言うんだろうな、って感じられる瞬間が沢山あって胸がいっぱいだった。



平和に満ち溢れた逢瀬も、実はハプニングの上に成り立っている話はまた次回。


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