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ワークマンのアンバサダー施策が面白すぎる件:これが新時代のマーケティングだ!

こんにちは!SHUHEIです!
今日は近年アパレルに革命を起こしているワークマンのアンバサダー施策についてまとめてみました!それではどうぞ!


さて、ワークマン。皆さんも一度は耳にしたことがあるだろう作業服メーカーが、いまや「オシャレで高機能なアウトドアブランド」としてファッション界を賑わせている。そんなワークマンが、単なる作業服屋では終わらない理由。その秘密の一つが アンバサダー施策 だ。

「アンバサダー」と聞いて、「はいはい、どうせインフルエンサーでしょ」と思ったそこのあなた、甘い。ワークマンのアンバサダーは、フォロワー数〇万人のキラキラ系ではなく、むしろ “ガチ勢” の熱量高すぎるファンたち。要は、 ワークマン愛をこじらせた人たち が主役なのだ。

この記事では、ワークマンのアンバサダー施策がどれほど常識を覆しているのかを、笑いとちょっぴり毒を添えて語ろう。

熱量最優先!フォロワー数は二の次


多くの企業がインフルエンサーを使って「一過性のバズ」を狙う中、ワークマンは完全に別路線。「フォロワー?知らん。大事なのはどれだけウチの商品を愛してるか」と明言している。

例えば、最初のアンバサダー・サリーさん。彼女は子育てしながら毎週キャンプに出かけるママブロガーで、「綿かぶりヤッケ」という溶接工向けの作業服をSNSで着用した写真を投稿していた。この投稿に広報担当者がビビッときた。「なんでこんなの着てるの!?」と。

しかし、サリーさん曰く「これ着ると中の服に煙の臭いがつかないんです」。これに林広報氏(広報の“目視担当”)が感動し、即「話を聞きたい!」とオファー。こうして、作業服から生まれ変わったのが「フルジップコットンパーカー」だ。
• ヘアスタイルが崩れないようフルジップ化。
• 必要ないペン差しポケットをばっさり廃止。
• 落下防止のファスナーポケットを追加。

結果、7カ月で 5.5万着 売り上げ。いや、プロのデザイナーより優秀じゃない?

捕まえる気満々。広報は“熱狂的なファン”を目視で捕獲


ワークマンのアンバサダー探しは、ネットの海をさまよう地道な作業だ。例えば、「マスクママ」というユーチューバーは、名古屋の新店オープンで広報に“捕獲”された。

動画で店舗を訪れたマスクママの言葉は、「名古屋中川法華店オープン!マスクママ捕獲される!」。もはやコントじゃん。広報は「マスクをしている女性を見かけたら捕まえろ」と指示していたらしい。名探偵か?

また、猟師であるNozomiさんも広報のターゲットに。彼女が迷彩柄のジャンパーを着てイノシシを解体する動画を投稿していたのを見つけ、「この人は確実にワークマンガチ勢だ」と判断。速攻で会いに行ったという。この勢い、もはや熱意を通り越してストーカーじみているが、結果は大成功。

素人がプロより玄人になる世界


アンバサダーたちの意見は、商品開発に直接反映される。「素人を開発に入れて大丈夫?」と思うかもしれないが、ワークマン曰く「彼らはウチより玄人」。例えば、サリーさんの意見で生まれた「コットンキャンパー」は発売後、3カ月で 2.5万着 を販売。
• 火の粉に強い綿素材。
• キャンプギアを収納できる巨大ポケット。
• ペグハンマーをぶら下げられるカラビナフック。

つまり「キャンパーによるキャンパーのための服」。普通のデザイナーじゃここまでは作れない。

結論:熱量が世界を動かす


ワークマンのアンバサダー施策が面白いのは、普通の企業が見向きもしない “ガチ勢” を見つけ、そこに全力で寄り添っているところ。「フォロワー数」で選ばない、むしろ「ワークマン愛」を基準にするこの方針が、ブランドに本当のファンを呼び寄せているのだ。

これを読んで「ワークマン広報って狂気じみてる」と思った方、正解。でも、この狂気こそが次々とヒット商品を生み、ブランドを支えているのだから侮れない。結局、マーケティングの核心は“愛”なのかもしれない。

次回、ワークマンの広報があなたを目視で捕獲するかも?そのときは全力で楽しんでほしい。


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