サロンのこと4|路面店についての考察
一度は路面店にチャレンジしたい!
そんな思いで、東京都渋谷区
外苑前から表参道につながる
まいせん通りから数歩のところに
路面店をオープンしてみました。
ロケーションは最高!
オシャレなお店が建ち並び、
芸能人にはしょっちゅうお目にかかるし、
なんなら芸能人が飛び込みでやってきたりもしました。
目立つタペストリーと看板をつけて
「さあ!やるぞ!!」という私たちに
考えてもいなかった洗礼がありました。
お客さんをお受けできない現実
新しいお店でしたが、移転だったため
リピーター様が多く来て下さいました。
また、ご紹介もたくさんいただき
少人数でやっているお店は
いつも満席でした。
そのため、
新規の飛び込みがお受けできない状況に。
また、その対応をしていると
お客様をお待たせしてしまうという悪循環に
苦しんだ時期がありました。
くわえて、今ほど予約システムや
LINEなどの活用が進んでいなかったのもありましたので
上手く対応することができませんでした。
さらに・・・
外国の方の散歩がてらの訪問は、
その場でお受けできないとNG。
お約束をしても、しっかり守って下さる方は半数。
予約が入っているのに来店がない、、なんてこともあり
心が折れそうになったこともありました。
路面店には路面店の良さと課題があった
都内で目立つ場所だからこそ
セキュリティ問題もありました。
女性だけの職場なので、
夜遅くまで路面店で中が見えてて
大丈夫なのか?とか。
通りでサイレンをならしてパトカーが通ると
丸聞こえだったりするのも
お客様にとって不快ではないかと不安でした。
そのうちに
「すごく素敵な場所だったけれども
ここで良かったのかな?」と
迷いが出てきてしまいました。
よくよく考えてみると
やりたかったお店のコンセプトは
「心地よく過ごしていただく」であり
そのための特別なサービスもたくさん用意していたからこそ
「別に路面店じゃなくても良かった」
ということだったのだと思います。
もちろん、視認性がよく
客足が途絶えないという意味では
間違いなく路面店は強かったですので、
移転を決めた時は勇気もいりました。
お店の場所選びは、本当に大切。
「どこででもできる!」と
ある程度持っていた自信は木っ端微塵。
謙虚であるべし・・・と
反省したタイミングでもありました。
→ 次回、 サロンのこと5|狭小スペースでサロンオープンの考察 へ続く
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