【本を読むだけで2人に1人の逸材?】日本人の読書状況を調べてみました
皆さんは普段、どのくらい本を読んでいますか?
全く本を読まない、本よりも動画の方が好きなど、最近は活字離れなんて言葉も聞くように、あまり本を読まない人が増えているようにも思えますが、実際のところはどうなんでしょうか?
この記事では、文化庁から出ているデータをもとに、日本人の読書状況を調べてみました。
実際に調べてみると、やはり読書をしない人は増えているようです。
しかも1ヶ月に1冊も本を読まない人は半数近くもいることが分かりました。
つまり、逆の視点で見ると、1ヶ月に1冊でも本を読んでいる人は2人に1人の逸材だということになるんです。
それでは、もう少し詳しく内容をみてみましょう。
半数ちかくの日本人が1ヶ月に全く本を読んでいない
平成7年度から毎年「国語に関する世論調査」を文化庁が行っています。
日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査することを目的としています。
平成30年度に全国16歳以上の男女3,590名(有効回答数1,960人)に対して、「1ヶ月に大体何冊くらいの本を読むか」という質問に、47.3%の人が1冊も本を読まないという回答をしました。
過去の調査と比較してもあまり変わりがなく、活字離れというのはあながち間違っていないようです。
読書が減っている理由は時間がないから
それではなぜこれほど読書をしない人が増えているのでしょうか?
文化庁の調査では読書が減っている理由についても尋ねられています。
それによりますと、「仕事や勉強が忙しくて時間がない」という理由が51.3%で一番多かったようです。
また、「情報機器で時間が取られる」という理由が3位にあることからも分かるように、読書ができない大きな原因が「時間」というのは間違いなさそうです。
確かに1冊の本をじっくりと読もうと思えば、意識的にその時間を確保しないといけませんし、身の回りには手軽に読めるニュースやYouTubeなどの動画、SNSなどのコンテンツで溢れています。
そういった環境の中で、じっくりと本を読むというのは中々難しいですよね。
一方で、多くの人が読書したくても時間がないからできないと悩んでいるからこそ、読書をしている人の価値というのは上がるのではないかと思います。
flier book laboで読書時間を確保する
私自身、それなりに人よりも本が好きで読書をするようにしていますが、どうしても仕事や家事に追われて読書をおろそかにしてしまいがちです。
こうなってくると半ば強制的に時間を確保しないと読書できないなと思って入ったのが「flier book labo」でした。
1冊の本をテーマに読書会が定期的に行われていますので、嫌でも読書会の参加前に時間を確保して読書しないといけなくなります。
読書会では本について何を発言しても受け入れてくれる環境になっていますが、それでも自分の発言にはある程度責任を持ちたいですよね。
そのためにも読書会に参加する前には必ずしっかり本を読むようにしています。
結果、読書時間が増えました。
ぜひ、この機会に読書時間をあえて作ってみてはいかがでしょうか。
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