2024年9月のプロレス感想
フィリー・マリノ・エクスペリエンスvsバイオレンス・イズ・フォーエバー(Glory 2024/3/17)
VIFの圧力は見事。
戦局をコントロールする力に関しては随一ですね。
その中でPMEが状況打開に動く。
ローカルインディーとしてはベストな選択肢でしょう。
全体的に技が雑に見える場面が多かったのが残念ですが、
タッグ屋同士、上へ上へと昇っていく心地よいヒリつき方のタッグマッチ。
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ウルティモ・アントvsマイク・スカイロス(GMW 2024/3/17)
蟻軍団の一員である究極蟻。
蟻モチーフ…ということは無論CHIKARA門下生な訳ですが、
血は争えないのかレスリングでもってスカイロスを翻弄していきます。
もう少しソリッド感を出せば見栄えは良くなりますが、
今持っている愛らしさも失われてしまうので難しいところ。
一方のスカイロス。
分かりやすいヒール・アピールで試合に貢献していますね。
ただ彼の欠点として仕事人ではあるものの、妙に淡白な印象が拭えない点があり
フィニッシュもローブローがあるとはいえスカイフォールDDT一発で決まったりと、
お互いの強みと弱みが出た試合になりました。
**3/4