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フェリートラベルとシェアサイクル その3
3部作の最後はフェリーが出て来ない回
OBAMA線で敦賀へ
前回の続きです。舞鶴から、この旅の最終目的地である敦賀へ。
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道中、リアス式海岸が織りなす景色がとてもええんですよ。本来ならここに観光列車を多数走らせればだけど、交換設備を撤去しちゃった駅も多いから運用は難しさがありそうかなって。
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敦賀のシェアサイクル
今回の旅の最終目的地の敦賀へ到着。いや厳密にはここが最終目的地ではなく、ここがある意味起点でもある。この旅の真の最終目的は、新たに開業した北陸新幹線 敦賀~金沢の区間を乗ることだからだ。
今回の道中、大洗から苫小牧に出て、そこからザッポロを経由して舞鶴に降り立ち、そして敦賀に漸くやってきたという超大回りでの来訪である。
普通に敦賀に向かったら?とか、フェリーで向かうにしても苫小牧西港から東港に移動して向かえばよかったのでは?などなどあろうが、今回のルートはそもそも移動も大きな目的だったし、長距離フェリー2連発という贅沢も旅の重要な要素なのでなってね。
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てなことで敦賀に着いたので、じゃあ新幹線でそのまま帰るかって?いや、敦賀は忘れちゃいけないものがある。それはシェアサイクル展開地だということだ。
敦賀のシェアサイクルは、Docomo系のシステムを利用したシェアサイクルである。なので、個別の会員登録はいらずに気軽に使うことができる。ここら辺は普段使いの延長線上で観光地でも使えるのでとてもよい。
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シェアサイクルで敦賀を巡る
てなことで、早速自転車を借りて観光しましょう。市内にも何か所かポートはあるが、駅前に巨大なポートがあるので、まずはここで借りるのが吉だろう。
やはりここで借りてから敦賀市内を回るのが基本なのか、台数はとても多い。また観光ではない普段使いの人もシェアサイクルを借りているのを見かけて、街にシェアサイクルが定着していそうだというのも感じられた。
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てなことで1台借りて観光巡りをスタート。舞鶴でもつこうたカスクをここでもちゃんと装備!
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旅の荷物が結構あったので、フロント籠があるのはとても助かるところ。ずっと背負ってたので肩がけっこう凝ってたしね。
敦賀は昔から港湾として開発された場所なので、歴史的建造物も多い。また、かつては敦賀港まで鉄路が伸び、そこから国際航路も出ていた。その痕跡は街中のあちこちにある。こういったところを効率的に回るのに、シェアサイクルはとても適している。
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敦賀港駅はどうも戦前の図面も無いらしく、復刻建築というよりもイメージ建築に近いとのことらしい。でもまぁ雰囲気は合ってるからいいでしょとは。
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周辺には国際港だった名残も多数。
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敦賀港エリアから離れたところにも、歴史的建造物が見られ、やはりシェアサイクルととても相性が良い観光地だと感じられる。
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ところで、ここにもあるんですよね、999の像が。こういった像を巡るのもシェアサイクルだと効率がいいだろう。
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ただ、私は敦賀メーテルの本当の目玉像は見つけられなかった。下調べが足りなかったね、仕方ないね♂
敦賀名物、飲みすぎて999に乗り遅れ絶望するメーテル像 pic.twitter.com/1nRCDfsOPl
— 黒縁 (@kurobuchi_i) April 30, 2024
そして福井名物のソースかつ丼と越前おろしそば、効率的に2つを楽しめる店もシェアサイクルでさくさく訪問。美味でしたよ。
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ちなみに敦賀はラーメンも有名ですが、今回はパス。次回トライですねこれは。
てなことで、そろそろ時間も頃合いになってきたので、旅の最終目的の新幹線で帰るとしましょう。返却も駅前に実施。やはり観光巡りで駅のポート充実がとても効率的ですね。
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新幹線で帰京
てなことで、フェリーとシェアサイクルの旅もおしまい!ってので帰京しましょう。あれシェアサイクルは1回しか乗ってないような・・・でもまぁレンタサイクル含めて2回乗ってるのでヨシ!
新幹線に乗るにあたり、話題の敦賀駅を探検。ここでの乗り換えは体感していないので、実際にどの程度慣れられるものかわからないですねとは。
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つるぎ号とはくたか号を乗り継ぐえきねっとチケットを購入し、では帰京・・・って思ったら最後の最後でトラブル。それはサンダーバードの遅延により、つるぎ号が乗り継ぎ待ちで40分の出発遅延となったことだ。
これにより帰京の新幹線乗り継ぎはいきなり崩壊。まあ敦賀からトンキンまで乗り継ぎで乗ることは想定してないと言われたらそれまでなんだけどね。
結局つるぎ号は予告通りの40分の遅延のまま出発し、旅程が崩壊した状況で金沢駅に到着。とりま駅員と話したら、同じような人が多数いて窓口での振替処理が間に合わないから、とにかくトンキン行きの列車に乗って車掌と席振替を会話してくれ、となった。
開業直後だから敦賀からトンキンに乗る人が多いのか、今後も多いのか需要が読めないだろうが、後者だったら今後何かしらの対策しないと毎回パニックじゃないって、特に冬場のサンダーバードを考えるとねって。
最期の最期までドタバタなのもまあ旅情でしょう、ってのでビアを呑みながら爆睡で帰京となりましたとさ。今後もフェリーとシェアサイクルorレンタサイクルを楽しんでいきましょうかね。
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