シェアサイクルの協業による効果はいかほどか
シナジーとか変に横文字で語るよりも実利をよなって
2大シェアサイクルの協業
2024年の7月10日に、ドコモ系のシェアサイクルとソフトバンク系のシェアサイクルの協業が発表されていた。
シェアサイクルのポート共用というのは、自分の陣地を提供するようなものである。中々大胆だなって。
https://www.d-bikeshare.com/news/detail/20240710
自陣を開放する意味
自陣を開放するのって、ある種相手にエリアを提供するようなものだと思えるのだが、それを超えるメリットがあるということなのだろう。あまり意識していなかったのだが、両者のエリアって被っているようで被っていないらしい。もちろん厳密な陣地分けにはなっていないだろうが。
私が住んでいるところでは、圧倒的にヘローコニチワサイクリングくんがつよい。他方中心部におでかけすると、圧倒的にDocomoくんがつよい。てなことで、Docomo系シェアサイクル愛用者は郊外で、ヘローコニチワサイクリングくん愛用者は中心部で、乗り終わりで助かるということだろう。
実際問題どうなん?
まあ、実際問題として一番課題が大きそうなのが、自転車の大きさによるポートの課題のような気はする。
それぞれのポートは、それぞれのチャリを前提に設計されている面があるだろうから、想定外サイズを置いた時の課題というのは意外とあるかもしれない。チャリサイズはヘローコニチワサイクリングくん、タイヤの太さはDocomo系シェアサイクルくんな気はするけど、実際どうなん?ってところだ。
サービス開始待ち
とまあ、しろうとユーザーでさえ色々と思うことなぞ、当然事業計画部署は認知済やろうし、その対応も何か手を打っていると考えるのが普通やろから、実際の運用の光景を見てみるのが一番だろう。両者の混在ポートを早く見たいものである。
ところで、シェアサイクルユーザーは街中でも非常に見かけるようになったとは思うが、ただ大概の人は頭部保護はしていないように見える。なので、シェアサイクルの更なる拡大とともに、ジャパンでもカスク持ち歩きが普及してもらいたいところだ。