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サイコンの遍歴

はじめに

 少なくともスポーツバイクと呼ばれるような自転車を乗る人で、サイコン(サイクリングコンピューター)を使っていない人はもう少数派になっていると思われる。そして、初期のサイコンのようなスタンドアローンで数値を出す代物を使う人もまだいろだろうが、走行結果をスマホアプリと繋ぎ、また各種アスリート系SNSと連携するのも一般的だと思われる。要はStravaとかReliveのことです。TrainingPeaksなどその他色々あるけどそれはそれで。
 6年もロードバイクに乗ってると、当然ながらそれなりの遍歴があります。この手のサイコン話をすると、大正義GARMIN一筋です!って人も多いだろうが、脇道好きな人間としてはずっとGARMIN以外を使ってきております。まあそういった遍歴があってもいいよねって。

これまで使ってきたサイコン

1台目:CATEYE PADRONE

GIANT SCR1のステムに装着した状態

 一番最初に購入した自転車についてきたサイコン。なので2016年7月に購入しております。この時はそもそもサイコンとはなんぞ?だったので特に何も考えていなかったのと、前述のように果たして自転車を趣味とするのか?だったのでまあお店に勧められた無難な代物を購入。この後、自転車に見事にはまり、また元々デジタルツール買いを趣味としていたので、スマホ連携できるデバイスにたどり着くのには時間を要さなかったていうね。
 ちなみに、CATEYEはサイコンの高機能化には完全に取り残されているとは思うが、一方で必要最低限機能の市場は一定数残り続け、またその領域に新たに積極進出する競合が出てくる環境でもないのであれば、これはこれで収まりがいい業務領域なんだろうとは。
 ちなみにこのサイコンは退役処分済。 

2台目:CATEYE STRADA SMART

2016年9月頃の 旧Skylane(現HHBL)。まだまだ建物は建設中

 タイにはHHBL(Happy and Healthy Bike Lane)という、スワナプーム空港の外周24㎞を巡る自転車コースがあります。街中で乗るのがスリリング!なタイにおいては、ここがチャリ乗りの集結場となっている。ここをメインコースとして走り出す前に、2016年9月に購入。この頃にはサイコンのこと、スマホと連携できること、各種SNS、その他諸々についての知識も得ていたので、サイコンの高機能化いざぁ♂となっていった次第。
 スタンドアロンでも使えるようだが、スマホ側でCATEYE Atlasのアプリを立ち上げて、スマホとサイコン、センサーを連携させていく、って算段だったかな?って。
 このサイコンも退役処分済、タイで知り合いにあげました。

3台目:Wahoo RFLKT+ 

Tern Node D8に取り付けた光景

 Jソウル何たら・・・ではなくやっぱTern Node D8にもサイコンは欲しいんよ、ってので2016年12月に購入。タイの自転車店を何店か巡り、その中で発見した代物。タイで自転車ブームが起こった時に多くのお店ができたが、一方で生き残れなかったお店も多く、この商品もそんなお店で買った代物。
 またTern Node D8事態は10月に購入しているので、ちょっとのタイムラグで購入。こちらもスマホ側アプリを立ち上げた上で運用する代物。Wahooの初期サイコンな代物で、現在のWahooの主力商品であるELEMENTシリーズとはコントロールアプリも違ったりしてます。
 当初はTern Node D8だけで使っていたものの、後に室内ローラー機に転用したGIANT SCR1でも活用(Wahooのアプリは室内ローラーモードがあったので、それで重宝)。
 こちらも現在は退役処分済。最後のほうはセンサー類とのコネクトが極めて不安定になってしまったので、まあ寿命を迎えて処分というね。

GIANT SCR1 室内ローラー転用後の姿


4台目:XOSS SPRINT

Kickstarterでこうた代物が届いたところ

 たまたまインタネットで見かけたサイコン。Kickstarterで集金してるってのにも惹かれて出資アンドリターンで2018年1月に受領。今でこそ、XOSSは低価格サイコンで販売しまくってると思われるが、XOSS最初のサイコンはミドルクラス(XOSSとしてはハイエンドトップモデル)だったのよね。このサイコンは当たりはずれがあるのか、インタネットでは評判が芳しくないのも見かけたが、22年8月時点でも絶好調で稼働しているんですよね。
 機能面では、多くのデータを扱えるモノクロ画面なサイコン、ってところで特に不便は感じませんが、地図機能は使えませんわってね。スマホ立ち上げなくてもスタンドアロンで記録できるところが今でも気に入っていますです。これは処分しておらず22年8月現在でも現役です。
※追記:22年11月に退役させました

5台目:LEZYNE MEGA XL GPS

日本一時帰国のついでに買っちゃった代物

 勢いで買ってしまった代物。2018年8月に購入。XOSS SPRINTの地図機能にあれこれ思いを馳せている最中、日本への一時帰国で寄ったワイズロードで気を失い、気づいたら会計を済ませていた代物。仕方ないね♂
 サイコンの画面は、飛行機のアビオニクスが如く画面が一定時間で切り替わる仕様なので、これはこれで気に入っている代物です。とはいえ、地図機能はやっぱ。。。なので。これは素直にスマホをマウントすべきだよねって。あと、サイコン使用中はスマホ側アプリの立ち上げがマストなのが不満かなって。とはいえ、先ほどのアビオニクス的表示の中で、地図画面も切り替わりの一環で表示されるのが本当に飛行機の座席感があって、見るための地図ではなく眺めて楽しむための地図もありかなって???
 このサイコンも、22年8月現在現役で利用中です。
※追記:22年12月に退役させました

6台目:XOSS G+

DAHON VISC EVO にXOSS G+を装着した状態

 DAHON VISC EVO を買うのに合わせて購入した代物。21年1月にタイの通販LAZADAで購入。2021年ともなると、タイでもGARMINやWAHOOはもちろんだがBRYTONなどもかなり流通し、また安価なサイコンはXOSSやiGPSPORTなどの中国系サイコンが既に幅をきかせていた状況なので、XOSS G+は特に苦労せず購入できましたね。タイはスマホ好きが多く、またSNS連携も好むのかシンプルサイコンはほとんど居場所を失っていたような印象がありましたね、その頃は。
 使い勝手は、まあそれこそCATEYE のシンプルなやつと同じよねって。画面の大きさとスマホアプリ立ち上げなくても使える点が利点。ANT+が無いXOSS Gでもよかったかもですが、まあ機能はある分には困らないからとりま+でっていう。
 このサイコンも現役ですが、DAHON VISC EVO での利用は止めて22年8月現在はTern Node D8で主に用いています。

7台目:WAHOO ELEMENT BOLT

GoTo材木座海岸

 これが22年8月現在の遍歴の最後です!ってな代物。これは21年3月にプレゼントでもらいました。プレゼント?って思うかもしれませんが、タイから帰任する際に、記念品としてもらった代物。手持ちの中ではトップモデルなので、FOCUS CAYOで使っております。使い勝手という面では、画面的にはパワーメーターメインの表示ができるのが最初は違和感も慣れてきたらこれはええなって感じですね。あとスマホアプリ側立ち上げなくても使えるのと、Wifi内蔵なので走って帰宅したら何もせずにそのまま結果をUploadできるのはええです。Ride with GPSからデータを引っ張ってきて、ルート案内機能とかもいけますが、この前のハマイチでは途中で案内が切れたのか肝心要なところでミスコースをしてもうてるので、この機能の使い込みはまだまだですね・・・

さいごに

 自転車に続いてサイコンを書きましたが、現在の自転車とサイコンの利用組み合わせとかは、それぞれの自転車の詳細紹介の際にでも書いていきます。

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