何も選べず、何も捨てられない少年の物語
『わたし、二番目の彼女でいいから』感想
こんなツイートをした。後期試験も2週間後に迫り、というか明日実験なのに、俺は絶対に手を出してはいけない背徳の小説を手に取ってしまった。それも寝る前に。せめて昼に読むべきだった。フォールガイズばっかりやってないで読書しろや昼の自分。
ともかく。電撃文庫刊、西条陽先生による小説『わたし、二番目の彼女でいいから』を読んだ。これの前、俺が最後に読んだ小説『わたしの幸せな結婚』のような、最高に美しい王道の純愛少女物語とは正反対の、誰が悪いでもなくねじれてこじれてショート回路のようにな