はじめまして。日記を書きます。

いま、あらためて、日記を書いてみようと思っています。

ウェブ上に文章を書き始めたのは20世紀の終わり頃のことで、公開日記的なものはその頃にスタートしました。ホームページから始まって、All Aboutやさまざまなブログサービスで書いてきて、現在その一部はJournal的な読み物Facebookページとなり、別の一部は(それも日記と呼べるのならば)個人のFacebookやInstagramのかたちで、トータルで20年ほど続いています。

日記は読むのも書くのも好き。この日記好きはきっと、6歳の夏休みに画用紙を蛇腹につなげた絵日記を毎日書いて、先生に褒められたことに端を発しているように思います。

書きながら、可能性が見えるかな。どんなかたちであっても、いいかな。

新しいノートを開くときはいつも、胸が躍ります。

December 30, 2018 放てば手にみてり


代々木八幡のルヴァンで開催された稲垣えみ子さんの「なみぬいエプロン展」に行ってきました。刺し子の糸で古着やはぎれをいい感じにコラージュした稲垣さんの作品の数々、一つ500円。糸以外は買わないでつくるのだそうです。稲垣さんのおじいさんの粋な襦袢なども使われていて、これがほんとうに格好いい。なにこのセンス。わたしが選んだのは麻のきものをつかったエプロンです。普段はあまりしないのだけれど、これはしたいし、真似してわたしもつくろう、と思います。クローゼットに眠る古い着物と古いアメリカンコットンの出番です。

じつは今日は、来年1月8日に神保町ブックセンターで開催される『月の本棚』出版記念、稲垣さんとのトークイベントの打ち合わせを兼ねて伺ったのです。『月の本棚』のなかで、稲垣さんの『寂しい生活』をご紹介させていただいているのです。

今のわたしは、稲垣さんのように冷蔵庫を捨てることはできないけれど、この1週間で、モノも言葉も、いろいろと放ちました。不要なものを手放して、新しいものを迎え入れたいと思っています。

本の好きな方、もしよかったら、神保町でお会いしましょう。https://breadb.peatix.com/


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清水美穂子
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