朝を見た話。

こんばんは、えむです。
お昼に1本上げてしまったので、大して書くことは無いのですが1日の振り返りもしておきたいと思います。


昨日の夜から今日の朝方にかけて珍しく寝ることができませんでした。
時々あるのです。
きちんと眠るための薬を飲んでも、いつもの量ではなぜか効かず延々と長い夜中を起きていなければならないことが。

不思議なものです。
睡眠というのは、人間の生命維持のための三大欲求のうちの1つだと言われているのに。
壊れている私は小さな白い錠剤に頼らなければ欲求をコントロールすることも出来ません。
もはや私は人間では無いのかもしれません。
異常に気象現象に体調を左右される辺りも、人間というよりも動物に近いと考えれば説明がつきます。



私は夜は好きですが、眠らなければいけない夜は嫌いです。
義務的に寝なければと思えば思うほど眠れなくなっていく夜ほど、長く退屈で苦しい時間というものも無い気がします。
ただでさえストレスがかかっているところに『どうして私だけができないのか』というストレスがさらに重なり、自分が闇に潰されてしまうのではないかと怖くて仕方がありません。

テレビ等に出演されている睡眠の専門家の方などは横になって目をつぶっているだけでも良いと言いますが、それでもいつまでも眠くならない時間は弱っている心には耐え難く。
ボロボロになるまで指の皮を剥き。
最後には、ごまかすためにスマホに手を伸ばしてしまうのです。

今日は久々にそのまま早朝を見ました。
午前5時頃だったかと思います。
こんなにも早い朝を見ることがここ最近は無かったので、思わず外に出てみたくなって玄関からこっそり出て1人眺めていました。
久々に見た早朝の薄曇りの空は寝ぼけ眼で起きているようでした。
誰も通りかからない街はまだ眠りの中にいるようで。
このままあてもなく歩けば、濁りの少ない朝の空気の中で透明になれるのでは無いかと過ぎりました。

正しく休めなかった脳がおかしな事を考え出したので、仕方なくお昼まで起きられないことを覚悟の上でもう1錠薬を飲んで布団に潜りました。
このまま私が乗っ取られてしまってはいけないと本能的に思いました。

今日の反省を活かして、量とタイミングを見て今日は人と同じようにきちんと眠れるだけの薬を飲もうと思います。
それでは、また明日。

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