お金のお勉強シリーズ扉絵

【やらず無視は損確定⁉】資産運用=預金+保険100%から脱出!完全マニュアル

※注※本記事は無料部分がメインコンテンツ、有料部分はオマケです!

※2020/2/23 本編加筆修正、有料部分加筆

⇒ ※Faust3rdのブログはコチラ『人生攻略×仕事攻略×投資実況』

今回は資産運用に関して。私がゼロからチャレンジして1年で得たことを初心者、というより「投資?自分なんてまだまだ、、」という方向けに「初めの一歩」を踏み出すためのポイントを【全部】まとめてます。

正直投資や資産運用の話自体はネット上に掃いて捨てるほど出てますが、「今まで資産についてちゃんと考えたことがない人」にとってはまだまだ敷居が高いように思います。投資や資産運用の何が難しいって、

自分である程度勉強して、自分で判断していかなきゃならない

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というところに尽きるのかなと思います。昔は一生懸命にとにかく働いて、銀行に定期預金をしていたら金利が5%、10%とついていたわけですが、今はそんなこともなく、さらには年金も風前の灯と化しています。政府も「もう自分で何とかして」と言っているような状態であり、また本人がその気になって自発的に勉強しようとしても差し当たってどこで何を勉強すれば良いか、よくわからなかったりします。

この記事では、そんな「投資のとの字もない」というような人でも、まずは「最初の一歩」が踏み出せるよう、また、とにかく始めては見たのだけどまだおっかなびっくりで、、というような方の今後の参考や復習にもなるように、ワタシが比較的最近(これを書いている1年前)に始めて、やってきたことを網羅的に綴ってみました。いろいろやってきた感想としては、

どんなのでもいいから一日でも早く、みんな始めましょう!

です。投資には一定のリスクは当然あるのですが、必要な知識を学ぶことでそのリスクは極限に抑えていくことが可能です。ギャンブルとの違いはこの点にあります。

また、「やりながら肌で覚える、少しずつ覚える」という部分も少なからずあります。なので、「まずは始められる、早く始めたい!」と思ってもらえるに十分と思われるポイントを書いていきます。始めるためのきっかけとしてこの記事を活用してもらえたら幸いです。

資産運用は博打や一発勝負ではありません。小さく始めて大きく育てる、コツコツ型が推奨されるのです。ぜひ、一緒にがんばって勉強をしていきましょう!

なお、一応本記事には値段が付いていますが、「始めるまでに必要な知識」は無料部分で全てわかるようにしていますので、ぜひ無料部分だけでも読んでみてもらえたらと思います。

「とりあえず始めてみたよ!」という方は、こちらの記事も参考になるかと思います。ぜひご覧ください。

【実戦中】貧乏社畜中年の投資戦略Lv.1(逐次更新!)

【初心者必読】FX自動売買 貧乏社畜中年の失敗教訓『これだけは覚えとけ⁉』

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【はじめに】

◇まず「万一なくなっても生活に支障のない10万円」を用意しましょう

これからお話していくのは、そういう規模感のお話です。これが「まったく無理!」と思えるような人は、まずそのお金をなんとかして作るところから始めましょう。ここはガッツで残業ガッツで副業ガッツで節約と、ガッツの見せどころです!がんばってください。

実は、例えば楽天証券などでは、「ポイントで100円から投資」とか、Tポイントを利用してゼロ円投資など、よりミニマムな投資方法もあったりしますが、この記事を最後まで読むとたぶん「100円投資とか面倒だ!」と思われる人のが大半だと思われますので、さらっと参考までに。

とにもかくにも。今、自身が投資に回せる資金状況に合わせて、とにかくスタートさせるのがやはり肝心です。

◇ありそうであまりない、基礎知識から実践編、個別の使用感までを網羅してます

基本方針として、「大儲けするために」というよりは、「とりあえず自分の老後が心配」という漠然とし不安をなんとかするというコンセプトで書いています。なんとなくな先行き不透明感がそこかしこに漂う現代、やはり自分を導くのは自分で磨いた知識、経験でしょう。最低限の金融知識はこれからの時代を生き抜く最低限のスキルです。#投資は一般教養

基礎知識と基本行動が身につけば、いくらでも応用(儲け口を増やす)することは当然可能です。すぐに「まったり投資ライフ」始めましょう!

◇今の時代、資産運用はWebで最初から最後まで完結できます

私が始めるときは、誰かが書いているブログをひたすら読みまくって研究しました。いくつもいくつもたくさん読んで、やっと理解したその日のうちに証券口座を5個開設手続きしました。情報収集も実践もWebでできます。この記事で出てくる単語などで分かりにくい内容も出てくるかもしれませんが、私に質問をするのも一つの手段ですが、ググれば答えが出てくるものばかりです。有料情報も何も買う必要ありません。

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何が言いたいかというと、今時「生身の人間」が勧めてくるような金融商品は怪しいと思え!ということです。手数料が高い、利率が変に低い、約款におかしなことを書いてある、、少なくとも何かその「勧めた人」を養う費用がまず隠れています。よくよく注意しましょう。


【そもそも資産運用なぜ大事?】

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◇銀行預金100%のリスク? =インフレリスクと円安リスクとは

インフレリスクとは?

「物価上昇がずっと続いている」と言われて、実感はありますか?

同じものでも価格は上昇を続けています。政府も物価上昇を目指しています。銀行口座にずっと寝かせておいた100万円。いま100万円で買えるもの、量を10年後、20年後、30年後には買えなくなっているでしょう。つまり、まともな利息がつかなくなってしまった現代では、現金の価値は長い時間とともに着実に「目減り」していってしまうということを理解しましょう。

円安リスクとは?

日本経済ってこれからもガンガン伸び続けると思いますか?

日本経済が相対的に弱くなってくると円安が進みます。生活面で言えば、「輸入品」が高くなっていくので、同じものを買うのにたくさん円を支払わなくてはなりません。

つまり、長い時間とともに日本円の価値は目減りしていっています。

いずれのリスクも緩やかな変化なので、なかなか焦って何かしなきゃとも思えないわけですが、これまでの歴史が示し、高確率で数十年後の未来を言い表しています。アナタはこれに対する準備ができているでしょうか?


◇その保険の内容、ちゃんと理解してます??

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いくら払い続けて、最終的にはどれだけ増えているでしょうか?「貯金の代わりに積み立てましょー!」と、変な保険に入っていませんか?しかも元本割れリスクも普通に書いてあったりしませんか?

たいして増えない保険商品ってほんとに多いです。ぜひ一度利率やリスクを再点検してみましょう。「自分で運用した方が稼げるな」と気づいたら、解約しましょう。無駄な固定費の節約にもつながります。


◇実際問題、投資でどれくらい増やせるものなの?

ターゲットの目安としては、年率3~5%がリスクと利益のバランスがいいところと思われます。例えば年率5%だとすると、100万円が1年後に5万円増えて105万円になっています。これくらいの利率の話は実はいくらでもあったりします。また、いろいろ探していくと利率10%だとか20%だとかいう話も結構出てきますが、当然数値が高いだけ元本割れリスクが高まります。(普通に詐欺商品も利率の高さに応じて混じってきやすくなります。)

自分のリスク許容度をより正確に測れるようになるために、少額気長な設定でスタートをして、まずお金の増え方減り方を体得していきましょう。

【実践の前に理解しておきたいポイント】

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◇典型的な資産運用のパターン

現金

これまでにもいろいろ書いてきていますが、まとめると

・銀行に預けておいても増えない。むしろ長期的には価値は目減りするもの

と理解しておきましょう。「現金で保有する」というのも実は資産運用の一部ですが、これについては後程解説します。

保険商品

よくよく契約内容を吟味しましょう。自分で運用した方が確実、お得であるということがよくあります。逆に言えば、その良し悪しが判断できる程度には勉強していきましょうということになります。

土地、不動産などの現物資産

投資と言えばこれだろ!?というくらいメジャーな先ですが、初心者・低額投資者には当然激しく難易度が高くなります。十分稼げるようになってから検討しても問題ないでしょう。また、例えばアパート経営を始めてみる、みたいないわゆる不動産業な投資もありますが、不動産REITなど、株なんかと同じような感覚でペーパー投資ができる案件も普通にありますので、気になる人はそういうものを調べてみるのもいいでしょう。いずれにしても、手を出す推奨時期としては「投資歴1年以上、運用額1000万以上」というところでしょうか。

株式投資

はい、投資先のメジャーどころですね。私もここを絶賛攻略中なので、後程個別に解説入れていきます。株式投資と一口に言っても、インデックス投資、世界株式投資、株価「指数」への投資などやり方も銘柄も本当にいろいろありますので初級編のモノを中心にご紹介します。

FX(外国為替証拠金取引)

こちらもよく聞くと思いますが、「え!?さすがに危なくない??」という感想を持ってよく調べもせずに終了してしまっている人のなんと多いことかと思います。株もFXもやり方を間違えなければ(資金が尽きて自分が市場から退場させられなければ)資金を増やせます。私が実践攻略中の内容を中心にご紹介し、リスク管理の仕組みをしっかり勉強していきましょう。

仮想通貨

リスク商品代表のような投資先です。当然、少額投資初心者がいきなり触るようなものではないのですが、私は興味があって少し探検に行ってきたので、のちほど簡単なレポートをします!


◇リスクを徹底管理しよう! 重要な専門用語

始める前に最低限理解をしておきたい用語は以下の4つかなと思います。

ポートフォリオ

たとえばその人が保有している金融商品の一覧やその組み合わせの内容を意味します。投資は基本的には値の動き方が異なるいくつか案件を組み合わせて、資金の投入先を分散させることが誰しもの基本戦略となります。

例えば「すべて現金でもっている」というのは「現金100%」のポートフォリオであり、「現金で100万円、株式を100万円もっている」とすると「現金50%、株式50%持っている」という表現になります。

実際にはもっと細かくみていく(米株と日株の比率とか)のですが、理解の仕方としては上記の通りで大丈夫です。このポートフォリオの組み方を自分なりに作り上げていくのが一つの投資生活の醍醐味になります。(リスクとリターンのバランス管理、一撃離脱のハイリターン狙いなど、いろいろ楽しいことができるようになります。)

レバレッジ

FX(外国為替証拠金取引)やCFD(差金決済取引)などの「証拠金取引」をする際に登場する言葉です。直訳すると「てこの原理」となります。証拠金取引では買うものの価値全額を支払う必要がなく、一定の金額を補償金のように担保にして、より多くの取引が可能になります。

数値は倍率で表され、例えばレバレッジ2倍で取引をしていて、100円/ドルが120円/ドルに上がったとすると、差益も2倍の40円/ドルということになり、こうして取引速度を加速させていきます。逆を言えば、価格が下落をした際にはそのレバレッジ倍数分だけの含み損を抱えることになるのが注意点です。

証拠金取引ではポジションを「決済」するまで損益が確定しませんので、いくらの下落まで耐えられる戦略を取るかという『リスク計算』が非常に重要になります。よく「損切りは重要、損切は勇気」というような記事を見かけますが、この記事では『いかに損切しないで永年耐え続けられるか』ということを優先する考え方を紹介しています。気長に損なし着々積み上げが初心者向けの安心な投資戦略です。

ポジション

この言葉が、投資初めての人には一番ピンと来ないかもしれません。

①証券口座を開設する =どんな投資を始めるにもだいたい必要。手数料と扱い商品に各社違いがあります。免許証などの身分証明(場合によっては住民票など)、マイナンバーを証明できるもの、資金振替ようの銀行口座あたり用意できていればすぐに写真アップロードなどで手続きできます。

②証券口座へ自分の銀行口座から入金をする =一部の会社を除いて、証券口座へ入金しただけではまだ運用は始まっておりません。この時点では言わば、「現金ポジション100%」という状態になります。この、証券口座に入金された現金の中から

「A商品を」「Bという値段で」「C単位購入する(または空売りする)」

このA×B×Cの組み合わせをそれぞれポジションと言い、そういうポジションを取ることを「エントリーする」などという言い方をします。

・「米ドルを」「110円/ドルで」「1枚(1000通貨)買い」

このポジションをとることでやっと運用がスタートします。

買い方は成り行き買い、指値買いなどいろいろありますが、例えば買い注文をしてその注文が成立したら、それが一つのポジション(1ポジ)です。裁量トレード(自分で売り買いのタイミングを決めて直接注文する)をする場合は、簡単に言えば現物の売買と一緒で「安く買って、高く売る」ということを繰り返して利益を出していきます。言い換えれば、「割安のポジションをエントリーして保有し、高くなったらそのポジションを決済し、利ザヤを得る」という表現になります。

※後述する「ロボアドバイザー」の場合は、簡単な初期設定をして証券口座に入金するだけで自動的に運用が始まります。

ロスカット

簡単に言えば「損切」です。ある買いポジションが、値下がりをして含み損を抱え始めた場合、「これ以上価格が下がる前にもう決裁して損失額を確定してしまおう!(これ以上損失を増やしたくない!泣)」などという場面で出てきます。現物資産の売買の際は、ロスカットも裁量で自分の意志でするのですが、この言葉がより意識されるのが証拠金取引のケースです。

証拠金取引では差額分程度の保証金(証拠金)で売り買いをしているので、もし、証券口座に入っている現金で賄いきれないような価格下落などが起きた場合に『強制ロスカット』ということを証券会社がします。口座資金(評価資産額)がマイナスになる前に、そのポジションを自動で決済をしてしまうということです。

当然含み損が最大に膨れあがっているところで、勝手に決済をされてしまうので、多大な損失となります。この強制ロスカットをいかにして回避していくか(証券口座に余裕資金=現金をもっておくか)が運用采配の分かれ目となります。証拠金取引をする際に必要なリスク管理とは「いくらの下落まで耐えられるポジション設計をするか」と言い換えることができます。


◇まずは、どれか一つ始めてみよう! ⇒なぜか?

資産運用の大大大前提は、

『長期』『分散』

です。これはリスク管理の鉄則です。逆を言えば、「短期×集中」な投資はそれだけハイリスクとなります。今すぐに大儲け!なんて、うまい話はないということですね。ただ、基本通りに淡々とやっていっても何十年もかければ億万長者にもなる可能性があります。


Time is Money 時は金なりと言いますが、実際に時を現金化しましょう!

人間、幸か不幸か必ずいずれ死ぬものです。一刻も早く始めて、死ぬまでやることが投資期間の最大化=チャンスの最大化につながるのです。



◇複利効果 =アインシュタインも絶賛した法則?!

複利効果というのは比較的馴染みのある言葉かもしれません。

・単利 =「元本だけ」に金利がかかる

・複利 =「元本+利息」に金利がかかる

端的に言ってしまえばこういうことですが、資産運用をする場合は

1.早く始めてひたすら長くやる

2.基本的に利益は引き出さずに再投資(複利を狙う)

という動きが着々と資産残高を伸ばしていくための基本となります。Webで複利計算のツールはいくらでも落ちているので、そのツールで自分の投資戦略の状況をチェックしていくといいでしょう。

「年利◎%の商品を」「毎月2万円ずつ買い増し」「30年後にいくら?」

という感じです。数十年をかければ、元本が2倍、3倍になることは普通にあります。ぜひ自身の目で、確認してみてください。


【実践編 積み立て投資】

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◇貯金の代わりに始めてみよう

投資商品を毎月、毎月、自分で決めた額をせっせと買い増ししていくことを積み立て投資と呼びます。ワタシは楽天証券とウェルスナビを使ってこれはやっています。

・楽天証券 =商品たくさん、手数料安め、楽天Pも使える

・ウェルスナビ =最初に方針を指示したらあとはロボットが勝手に世界分散投資してくれる

毎月コツコツ、淡々と定額を特定商品に積み立てていくやり方は『ドルコスト平均法』と言われ、利益を最大化するのに有用な手法であることはよく知られています。相場が安い月も高い月も淡々と買い続けることで、高いときには少量を買い、安い時にはより多く買えるので自然と投資資金総額が安く抑えられ、自分の保有ポジションの平均取得額が低下していきます。「素人には良し悪しの判断がまずつかない」という前提を元に、「なら判断を必要とせずに行動できる」手法を突き詰めていくと結果的に低リスク着々型資産運営ができていたりします。

例えば「給料日翌日に必ず1万円入金する」などの自分なりのドルコスルールを作って、続けてみましょう。証券会社には自動積立(自動引落)の機能もついてたりしますので、意志の弱い人は利用してみましょう。自分の意志に任せるのは逆にリスクであると知りましょう。


◇インデックスファンドとは


いわゆる「投資信託」のひとつになりますが、初心者が始めるにはうってつけと言えます。投資信託はそれこそいろいろな商品が発売されていますが、

・銀行など絶対に窓口で買わない =Web証券会社 一択

・手数料の安さにこだわる =Web証券会社 一択

を守れば、比較的安全です。ただ逆にたくさんありすぎてまず最初は比較検討なんてできません。なのでオススメの方向性を書いておくと、

・世界分散投資をしよう

ということになります。投資信託の中には大きく分けて

「インデックスファンド」=半ば機械的に決められた分散投資を淡々と

「アクティブファンド」 =上記を超える利回りを目指したハイリスク型

というのがありますが、個人的には投信でわざわざハラハラドキドキする必要性を感じないので初心者はインデックスファンド一択でいいかと思います。株式投資はうまく組み込みたいですが、なかなか初心者に個別株(アップルなど単独の会社の株)の良し悪しなんて見分けられません。インデックスファンドなら、最初からそういった優良株を組み込んでくれているので悩む時間を圧倒的に短縮できます。すぐ買っちゃいましょう。

eMaxisSlim先進国株式
楽天全世界株式

この辺りの銘柄は、初心者向けにメジャーで、ワタシも買ってます。

大まかな経済常識としては、「人口増加」は経済発展のキーワードなんですが、これを踏まえると世界経済は「人口がずっと増え続けて」ます。一つの国にフォーカスするのもリスクです。世界経済に一度に投資できちゃうような投信を一つでも選んでみましょう。

自分のできる額を見積もって、毎月コツコツ積み立て投資してみましょう。


◇よいところ、わるいところ

よいところ

・王道な低リスク投資 =「各国債権」なんかに比べれば「リスク資産」

・節税にもつながる =始める際に「iDeCo」「NISA」も勉強しよう

わるいところ 

・ほぼ、やることないのでなんだかつまらなくて拍子抜け


◇実際のはじめかた

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①まずは証券会社サイトで口座をつくる 

⇒ワタシは楽天証券ではじめました。探すといっぱいありますが、サイトの使い勝手や投信商品の品ぞろえも含め、楽天で十分満足です。


②ネットバンキングができるように自分の銀行口座を設定

証券口座への入出金をするのに便利です。各証券会社によって優遇しているネットバンクがいくつかあるので、その中に自分が口座を持っている銀行があればそれでいいですが、なければここでも「楽天銀行」の口座を開設してしまいましょう。楽天証券のマイページで銀行口座の方も同時に確認ができる設定ができるので、資金管理が楽チンになります。

最初はできればPCで、慣れればすべてスマホでも完結できます。

③「投資信託」の商品群からお目当てのものを選んで積み立て開始

さぁ、はじめましょう!!


◇最終兵器『ロボアドバイザー』

世界株式、債券のほか金(ゴールド)や不動産にまで、「全自動で」分散投資をやってくれる「ロボアドバイザー」なる存在があります。

ワタシが使っているのは「ウェルスナビ Wealth Navi」といいますが、とっても優秀です。ほんとに何も考えたくない人は、投信もせずにこれだけでも最初はいいかもしれません。

①ウェルスナビの口座を開設 =Webで簡単申し込み

②運用方針について、アンケートのようなものに答えて設定

「あなたは何年かけて、いくらくらいの資産を目指したいですか?」みたいな質問です。希望をそのまま答えましょう。リスク許容度の質問が出てきますが、私はちなみに「5段階中の4」にしています!いろんな商品に分散投資をしてくれるのですが、私の設定だと米株投資がメインに今のところなっています。

③ウェルスナビの指定口座に最初の送金をしたら、もう自動で運用開始

これだけです。あとは自動引き落とし積み立てにしたら、本当に何もすることがありません。リバランスも自動でやってくれるので、完全放置OKです。


【実践編 FX 外国為替証拠金取引】

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◇「証拠金取引」を正しく理解する

先述した「リスクを徹底管理しよう 専門用語」のところで取り上げた、ポートフォリオ・レバレッジ・ポジション・ロスカットの項を今一度よく読んで取り組みましょう。この4つの言葉の意味を理解しているだけでも各社の商品説明のページの読みやすさ、理解のし易さが格段に変わります。

◇取り組む価値とリスクを理解する

取り組む価値

・レバレッジが効くので小額投資でも大きな成果を目指せる

・「通貨の価値がゼロになる」って考えにくい ⇒負け難い戦略を考え易い

リスク

・レバレッジが効いてる分、損失拡大のスピードも早い

投資はとにかく「市場から退場しないで居座り続ける」ことこそ正義です。一時の欲望に負けずに、冷静にリスク計算をし続けましょう。それこそが初心者には難しいわけですが、そんな点を補ってくれる商品(システム)があります。

◇今初心者がはじめるならこれ一択=ループイフダン

アイネット証券というところではじめられる超初心者向けのFX投資システムです。

・通貨を決める ex.米ドル、豪ドル~メキシコペソ、トルコリラまである

・決済する値幅を決める ex.80銭刻みで決済

・「売り戦略」か「買い戦略」かを決める

上記を踏まえて例えば、「豪ドル」「80銭刻み」「買い戦略」と決めたとすると、『ループイフダンB80(AUD/JPY)』という商品を選んで売買スタートをすることになりますが、。※売り戦略ならS80

豪ドルB80運用ですと、最低10万円の資金くらいからスタートができます。

現物売買だと最初は「買う」ところからしかスタートできませんが、証拠金取引なら「売り=空売り」からポジションをスタートさせることができます。これが売り戦略です。売った金額より値下がりしたら、買い決済をして利ザヤを得ます。

おススメの通貨ですが、私が始めた一年前だと、「豪ドル買い一択」という情勢でしたが、今は豪ドルの勢いがやや寂しくなっていますので、私自身は「豪ドル円買い」「米ドル円買い」「トルコリラ円買い」「メキシコペソ円買い」の4本で運用中です。システムトレードは基本的に「レンジ相場」(価格が一定の値幅を行ったり来たりする相場)が一番好まれるわけですが、理想的なレンジ相場を描く通貨は結構変わっていきますので、次に優先すべき点は「スワップがプラスな戦略を取って、しばらくポジションを寝かせても金利が付く」状態を目指します。

注意点 走り書き!

・基本的に「ほったらかし」戦略です。アイネット証券のサイトにある目安資金表をしっかり理解、検討をして買う銘柄をきめましょう。決めた戦略に対しての必要証拠金をしっかり入金しておきましょう。

・ループイフダンはとにかく「強制ロスカットを食らわない」ことに心血を注ぎましょう。そうすれば、自然と口座資金も増えてきて、ちょっとやそっとの値下がり等では元本割れすらしなくなってきます。

・同じ通貨でも売りと買いではスワップポイントが逆転することに注意しましょう。スワップとは通貨間の金利差を証券会社が代わりに支払ってくれる仕組みですが、マイナススワップのポジションは、持っているだけで毎日金利を支払わされることになります。基本的にはループイフダンなどのシステムトレードをする際は「ほったらかしで、たまに見るくらい」というようにしておきたいので、運用方法も基本的には、ほったらかしにできる「プラススワップのもの」の中から選択します。よくよく戦略を練ってからチャレンジしましょう。


【実践編 株式投資】

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◇個別株は超難度!株も「自動売買」ではじめよう!

FXも株式もそうですが、基本的に「誰も上がるか下がるかわかりません」

逆を言えば、「わからないからこうする」というのが戦略の基本になります。初心者向けでは、低額低レバレッジで始められるGMOクリック証券がおすすめなので、ここでまずは口座開設をしましょう。この証券会社だと、個別株のほかに「日経平均株価に投資」ということがCFD口座を開いて証拠金取引でできるようになります。

GMOクリック証券では元金30万円くらいで株価指数投資にチャレンジできます。やり方は自動売買推奨。FXループイフダンの理屈を元に、それを株価指数でやります。上がるか下がるかなんて、プロでも理屈をつけて予想はできても正解は知りません。我欲を捨てて、リスク計算(何円下がるまで耐えられる設計か)をして建てた戦略を淡々と実行あるのみです。

例えば、

・まずすぐに1枚、「日本225」買い ※ロスカット値変更忘れずに

・次に、今買った価格の500円安い価格で予約買い注文、最初に買ったポジションを500円上がった価格で予約決済(売り)注文

これを淡々と、決済がされる度に続けていきます。GMOクリック証券だと、手動で注文を入れていかなければなりませんが、ある程度まとめて予約注文を入れておけば、本業の邪魔になるということもありません。

仕掛け値幅を変える(上記の500円幅を300円幅等に縮める)、買う枚数を増やす等で、利益率がよくなっていきますので、自己資金に合わせて仕掛けましょう。最初の半年、一年くらいはポジションをどれくらい持てるか、相場がどれくらい動くと心身ともにどれくらいのダメージがあるかを、少なめのポジションで様子見をしながら体得していきましょう。よくわかっていないうちでの「ポジション過剰」は命取りです。

完全自動売買を株価指数でやれる会社もありますが、スタート資金が100万以上必要になるので、全くの初心者という方向きではありません。

◇スタートのおすすめは「株価指数投資」

日経平均株価が何者なのかはググってみてください。「株価指数に投資する」という日経平均株価先物の価格を参照しているCFD商品がGMOクリックにはありますので、これを買うことで「日本株式全体に分散投資」をするのと同様な投資が可能になります。

日経平均は日本を代表するような企業が選ばれているほか、定期的に参照される225社の入れ替えもされているので、まず「倒産で0円になる」ということも、極端に下落しきるということもありません。だって基本的に優良企業225社の平均値なのですから。。

また日経平均の特徴としては、「価格変動しやすい=自動売買向き」「必要証拠金が比較的安い」「円/円なので感覚的にわかりやすい」「株価と経済ニュースの連動性を学びやすい」といった特徴もあります。

リスク資産の中でも、「安心材料」を貪欲にたくさん探しましょう。集めた安心が行動力につながります。

◇基本は「買い戦略」

「日本225(日経225)」であれば、まずは「買い」から始めましょう。

株価は変動幅が大きいとはいうものの、どうしてもずっと持ちっぱなしになってしまうポジションが出てきてしまいます。そういうものを「永久に塩漬け」の覚悟を以てして取り組みましょう。その際、買いポジションであれば「価格調整額」が四半期に一度ずつ付きますがそれがプラスになる(株式配当をもらうようなもの)になる確率が高いので、長期保有も比較的安心です。

また、「株価は基本的に(長期的には)上昇していくもの」という皆が信じる前提があります。「株価の買いポジ」は一見クソポジになり下がったとしても長い目で見れば取り返せる可能性は十分にあります。


◇始めてからの注意点

・自分のトレードルールを気軽に(リスク再計算もなしに)変更しない、最初は特に「気長に」やろう

・基本は上がろうが下がろうが「全力放置」=株価は基本的に上がるもの ※ロスカットレートだけは、慣れないうちは特に気を付けておこう

・米国やイギリス株が気になってくるが、いきなり触ると火傷します。。

・「価格調整額」発生日は毎回確認をしておこう!

◇利益確定(利確)を積み上げて、余裕資金生まれたら

・「売り戦略」も検討してみる

明らかに高値だな!と確信したら、一枚売りで練習してみましょう。

・違う商材も検討してみよう

米国30(ダウ平均)、イギリス100、米国VIなど。 特に米国VI(恐怖指数)は非常に特殊なチャートの動きをするので、興味深いです。資金に余裕があれば、恐怖指数で売り買い両建ての必勝パターンとかやれます。(慣れてきたら、思い出してググってみてください。。)


【実践編 仮想通貨】

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◇基本的には『超リスク資産』 =ロマン砲です

他の投資が軌道に乗ってきて(どうしても飽きてしまって)、本当の余剰資金で試してみましょう。まだまだ市場の取引量が少なすぎて、値段の上がり下がりが誰にも読み切れません。少なくとも初心者、素人には無理ゲー、クソゲーです。

◇どうしてもやってみたいなら、、

まず口座開設しましょう
ワタシはBITPOINTで開設してしばらく遊んでましたが、全ポジ決済して放置してたら、気づいたら漏洩問題でゴタゴタしてましたね。。

※今はなんとか復旧しているみたいですが、、※

押し目買い(上昇トレンドになった瞬間を狙う)は大変なので、暴落後の買いを狙いましょう。資金に余裕ある人はドルコスト平均法でもOK。

メジャー所はBTC(ビットコイン)、だがXRP(リップル)も面白いかも

完全に裁量トレードになるので、チャート監視が大変です。忙しい人にはまず無理です。

まあ、パチンコ屋で数万円溶かしてしまうよりは、同額で仮想通貨で遊んでいた方がいろいろ身につくかもしれません。


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【実録!】社畜が投資で、まる一年足掻いた結果!

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