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#7 人生最後の授業。

今日、大学の最後の授業を受けてきた。これからこのように誰かに教わることが無いと思うと、少し寂しさも感じる。

最後の授業は「地誌学」というテーマだった。担当の教授は白髪の優しそうなおじさんで、何とも落ち着いた雰囲気の方。人生経験が豊富で、よく授業の合間に面白い話をしてくれた。この人はラオスはいい国だって言っていた。「ラオスは何もないけど、人が本当にいいんだよ」って。毎回授業後にはお菓子をくれるのが、なんだかほっこりして、良い思い出になりそうだ。

3日前には最後のゼミがあった。大学2年生の頃からずっと受けていたゼミで、ちょっと厳しめの教授だった。正直、最初はあまり気が進まなかったけど、気づけば今ではちょっとした思い出。テーマが気になって入ったものの教授と合わなくてあまり気が進まなかった。そのおかげで色々学びがあったし、最後はなんだか感慨深かった。
やっぱり先生の影響が大きいんだなあと、改めて実感した。

文章を書いていると、高校3年生の担任の先生がとても良い人だったことを思い出す。今になって考えると、あの先生のおかげで、最後の一年が充実していた気がする。その先生の担当科目は日本史であった。生徒に自由を与えてくれて、のびのびと過ごさせてくれた。日本史の授業も面白くて、授業中に寝てしまうことも多かったけど、それでも優しく見守ってくれた。そのおかげで、日本史を好きになったし、あの先生の存在が今も心に残っている。

「50歳を過ぎた子持ちのおじさん」の社会科の先生って、なんだか不思議と良い印象が強い気がする。そんな先生たちには、どこか人間味があって、学生時代の思い出として心に残ることが多い気がする。

なんて思いながら今書いている。
大学2年生の必修英語、パチンコのRushのおかげで遅刻したことも懐かしい。
少しは成長したかな。
時が経つのって本当に早いなあと思う。

今回はただの感想文になりました。
また綴っていこうと思う。ではまた。

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