小学生時代のしょうもない思い出を振り返る(消しピン)_日記#48
今、小学生時代を思い起こすと、
低学年はほとんど記憶に残っていません。
高学年の頃を考えると、
おぼろげに記憶に残っていることもあります。
あー、なんか色々思い出せてきたぞ、
と思ったのがタイトルの消しピンの件。
すごく楽しかった記憶ですけれど、
しかし、思い出せば思い出すほど
しょうもないことしか書けなかったので、
先に断っておきます。
よろしくお願いします。
◇
いつだったか、おそらく4年生頃、
一時、休み時間に異常に流行った遊びがあります。
「消しピン」です。
皆さんも、1度は遊んだことがあるでしょうか?
誰もが知っている遊びではないのかも…
各々、消しゴムを置き、
順番に自分の消しゴムを指でピンと弾いて、
相手の消しゴムに当て、
机の外(場外)に落とす勝負です。
一昔前の、「おはじき」みたいなものです。
最初、ごく仲間内で始まった消しピンでしたが、
気付いたらクラスのけっこうな数の男子がやるようになり、
最終的には隣のクラスにも広まるくらいになりました。
尚、女子でやっていた人は記憶にありません😅
複数人で1度に遊ぶバトルロイヤル方式で
やってました。
当初は、机を1つ使い、
落としたら勝ちでやってました。
そのうち段々と参加人数が増え、
大人数でやる時は机では狭くなり、
教室の床のマス(2×2とか)を会場にして
やることもありました。
ご想像通り、
教室の掃除前の床はきれいではないですが、
もちろん気にする訳もなく
嬉々として消しゴムを汚してました😅
授業間の10分休みでは少人数で練習試合に励み、
お昼休みの時に大会を開催してました。
勝ったものには、
名声(?)が与えられてました。
とにかく誇らしかった記憶はあり。
小学生なので富は与えられず。
なんであんなに勝ちたかったのか…
◇
最初の頃は、いかに上手く相手の消しゴムに
当てられるかを純粋に楽しみ、
皆が消しピン技術の向上に努めていました。
消しゴムさえあれば良いので、
授業中も自主練ができました。
ですが、そのうち、
スキルではなく戦略(小ざかしいもの多数😄)で
勝負してくる者が現れ、
消しピンは発展していきます。
非常に小さな消しゴムを使い、
ずっと机の端にへばりつき勝負しない作戦。
的が小さいので、
相手が失敗して場外に出る(自爆する)のを、
ただひたすらに待つ…
「それ、おもしろいか?」と皆が思ってましたが、
この戦法を愛する少数派がいました。
世の中には色んなヤツがいることを知りました。
消しゴムを中指で弾くのではなく
両手の指を使い消しゴムを高速回転させ、
相手の消しゴムを回転で弾いて落とす作戦。
「いや、急に両手使ってるやん!」となり、
皆で審議に。
なんかくるくる回ってかっこいい、
よく考えるとあまり強くない…などから、
追加ルール認定となります。
尚、初期のルールでは、
「ピンと弾く時以外は消しゴムに触ってはいけない」
だったのが、
ここら辺りから、
「攻撃時、防御時には消しゴムの向きを変えて良い」
にルールが変更されてきています。
消しゴム糊付け作戦。
しょうもないです。
バレない程度に、消しゴムに薄く糊を付けておくと、
動きにくいので落とされない…
すぐバレるけど。もちろん、反則退場です。
これはホントしょうもなかった😅
防御時、消しゴムを立てておく作戦。
立てた消しゴムは、当てられても
その場で倒れるだけなので、場外に出にくい。
これはあまりにも強すぎました。
「消しゴムの向きを変える行為には、
立てることは含まれるのか!?」と、
ざわ...
ざわ... ざわ... ︎ ざわ... ︎
ざわ... ざわ... ︎
ざわ... ざわ... ざわ...
大きなクラス審議に発展。
結局、面白いので追加ルール認定となりました。
これにより、ほとんどの消しゴムが
机の上で立てて配置されるようになり、
当初の消しピンとは
だいぶ様相が変わりました😁
攻撃時は、
消しゴムを寝かせてから弾きますが、
立っている消しゴムは倒れるだけ。
場外に弾くのが難しくなり、
なかなか勝負がつかなくなってきました。
皆で決めたルールですが、
段々とダレてきてしまって
皆が消しピンも飽きかけた頃、
消しゴムを立てた状態でピンする作戦、
を行う者が現れました。
立てた消しゴムをそのまま弾いて
やや空中を飛ばし、
立っている消しゴムに当てることができれば、
場外に出しやすくなります。
下手こいて、
消しゴムが宙を舞うようになりました。
休み時間、近くでお話している女子は
消しゴムがたまに飛んでくるようになり、
とても迷惑そうでした😅
立っている消しゴムを
うまく弾くのが難しいので、
皆が再び技術の向上に努めます。
授業中、消しゴムを落とす者が増加😄
ここらが、消しピン流行の最盛期でした。
◇
消しピン流行の末期は、
どでか消しゴム作戦が使われました。
すごく大きい消しゴムを買ってきたヤツがいて、
その時は皆で、まずはそいつを集中して倒すという
一体感が生まれたりもしました。
ですが、そのうち、
皆がでかい消しゴムを使うようになり、
最後には、
複数のでかい消しゴムをテープで繫げて、
巨大戦艦みたいなものやら、
巨大ロボットみたいなものが
登場して弾いてました…
もはや消しピンではないです。
これら、
消しゴム戦艦や消しゴムロボットは、
先生に見つかり没収されてました。
ホントしょうもないですが、
僕も戦艦を作っていた1人でした。
◇
記憶をたどりながら、
その当時、していたことや思ったことは
つらつら書くことができましたが、
誰とやっていたのか、までは
はっきり覚えていないんです…
ただただ楽しかったこと、
色んなヤツがいたな~ってこと、
皆が色々戦略考えて、ルールも協議して、
実はいい勉強になっていた?ということ、
思い出せました。
あと、近所の文房具屋さんに
結構行っていたな~、なんてことも。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。